ROIとは?
ROIとは、投資額に対して、どれだけの利益(リターン)が得られたかを示す投資効果の評価指標。ROI=利益(または投資による効果額)÷投資額×100(%)で算出する。情報システムへの投資評価にも用いられる。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2022年度)。
あーるおーあい
ROIの意味
投資額に対して、どれだけの利益(リターン)が得られたかを示す投資効果の評価指標。ROI=利益(または投資による効果額)÷投資額×100(%)で算出する。情報システムへの投資評価にも用いられる。
ROIの具体例
5年間の投資効果をROIで評価する場合、複数の投資案件について、投資額と得られる累計効果額からROIを算出し、最も効率よく利益を生む案件を比較する。IT投資評価では、事前評価(投資判断時)・中間評価(実施途中)・事後評価(完了後)の各段階で効果を検証する。
ROIは試験でどう引っ掛けられる?
分母が投資額である点を押さえる。総資産が分母のROA、自己資本が分母のROEとは別物。また比率なので利益の金額規模は表せず、貨幣の時間価値も考慮しないため、NPVやIRRによる投資評価とは前提が異なる。
ROIと関連する用語
ROIが出た過去問
ROIを説明したものはどれか。
正解:投資額に見合うリターンが得られるかどうかを、利益額を分子に、投資額を分母にして算出するものである。
要点:ROIは利益÷投資額で投資効率を比率で表す指標
ROIは投資利益率で、投資額に対してどれだけの利益が得られたかを、利益を投資額で割って比率として表す指標である。比率であるため規模の異なる案件どうしを比較しやすい。現在価値の合計を求めるのはNPV、合計がゼロになる割引率を求めるのはIRR、回収に要する期間を求めるのは回収期間法である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問77(IPA)投資案件において、5年間の投資効果をROI(Return On Investment)で評価した場合、四つの案件a〜dのうち、最もROIが高いものはどれか。ここ…
正解:a
要点:ROIは利益の絶対額ではなく投資額に対する比率で比べる
ROIは5年間の利益合計を投資額で割って求める。案件aは利益合計135に対し投資100で1.35、案件bは合計240に対し200で1.20、案件cは合計360に対し300で1.20、案件dは合計525に対し400で約1.31となる。したがって最も高いのは案件aである。利益の絶対額が最大なのはdだが、投資効率で見るとaが上回る点が要点である。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問65(IPA)投資案件において、5年間の投資効果をROI(Return On Investment)で評価した場合、四つの案件a〜dのうち、最もROIが高いものはどれか。ここ…
正解:a
要点:ROIは利益額でなく投資額に対する比率で比較する
ROIは5年間の利益合計を投資額で割って求める。案件aは利益合計135に対し投資100で1.35、案件bは合計240に対し200で1.20、案件cは合計360に対し300で1.20、案件dは合計525に対し400で約1.31である。したがって最も高いのは案件aとなる。利益の絶対額が最大なのはdだが、投資効率で比べるとaが上回る。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問50(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。