差集合とは?さしゅうごう
差集合とは、集合 A から、集合 B にも含まれる要素を取り除いた残りの集合。A−B(または A\B)と書き、「A に属し、B には属さない要素」の集まりになる。データベースの SQL(データベースを操作する言語)では EXCEPT がこの演算に当たり、2 つの表の結果から片方にある行だけを取り出す。
最終更新:2026-10-10
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データ処理では、「Aにはあるが、Bには無いもの」を探したい場面が多い。履修したのに試験を受けていない学生のように、漏れや未処理を洗い出す作業が典型である。和集合や積集合では「ある」ものしか集められないので、一方から他方を引く演算が別に必要になった。
具体例
履修登録の名簿で、A=「データベース論を履修した学生」、B=「期末試験を受けた学生」とすると、A−B は「履修したのに試験を受けていない学生」になる。SQL なら「SELECT 学籍番号 FROM 履修者 EXCEPT SELECT 学籍番号 FROM 受験者」(履修者の学籍番号から、受験者にもいる学籍番号を除く)と書ける。
試験での引っ掛け
A−B と B−A は別の集合で、順番を入れ替えると答えが変わる。補集合は「全体集合のうち A に入らないもの」で、差集合は全体ではなく B を基準に取り除く点が違う。SQL では、和集合が UNION、積集合(共通部分)が INTERSECT、差集合が EXCEPT で、条件を付けずに 2 つの表を並べたときの全組合せ(直積)とも混同させる選択肢が出る。差集合を取っても行数が増えることはない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。