仮想パッチとは?かそうぱっち
仮想パッチとは、脆弱性そのものをすぐに修正できない状況で、WAF(Web Application Firewall、Webへの通信を検査する防御装置)やIPSによって、その脆弱性を突く通信を遮断し、暫定的に危険を下げる措置。修正版の適用や動作確認に時間がかかる間の時間稼ぎとして使う。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
脆弱性の情報が公表されると、それを突く攻撃はその日のうちに始まる。一方で修正版を当てる側は、影響範囲の調査と動作確認に日数がかかり、業務を止められない事情もある。攻撃はすぐ来るのに直すには時間が要るという時間差を、通信の入口で塞いで埋めるために置かれる措置である。
具体例
利用中のフレームワークに深刻な脆弱性が公表されたが、影響調査と回帰テストに2週間かかる見込みだったとする。当日中にWAFへ該当する通信を遮断する規則を入れ、遮断の記録を監視しながら、恒久対応であるパッチ適用の期限を変更管理へ登録しておく。
試験での引っ掛け
あくまで暫定策であり、修正プログラムの適用や改修という恒久対策の代わりにはならない。遮断の規則をすり抜ける書き方をされれば効かないため、これを入れたことを理由に修正を先送りし続ける運用は誤りになる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。