ワークエンゲージメントとは?わーくえんげーじめんと
ワークエンゲージメントとは、仕事に対して前向きで充実した心の状態のこと。オランダの研究者シャウフェリらが示した考え方で、「熱意(仕事に誇りややりがいを感じている)」「没頭(仕事にのめり込んでいる)」「活力(仕事から活力を得て生き生きしている)」の3つがそろった状態をいう。一時的な気分ではなく持続する状態を指し、働く人の健康と仕事の成果の両方に関わる指標として人材戦略で使われる。
最終更新:2026-10-10
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長く働くほど成果が出るという見方のもとでは、燃え尽き(バーンアウト)で心身を壊す人が後を絶たなかった。心の健康の研究も長くストレスや不調といった悪い面を測ってきたが、不調がないことと、前向きに働けていることは別である。そこで、働く人の良い状態のほうを測る物差しとして生まれた。
具体例
厚生労働省は『令和元年版 労働経済の分析』でワーク・エンゲイジメントを大きく取り上げ、働きがいや人材の定着との関係を分析した。企業では、従業員向けのアンケート(エンゲージメントサーベイ)で定期的に測り、部署ごとの結果を上司と人事部門が見て、面談の進め方や配属を見直すといった使い方をする。
試験での引っ掛け
ワーカホリズム(仕事中毒)との混同が狙われる。どちらも熱心に長く働くが、ワーカホリズムは「働かずにはいられない」という強迫的な状態で、充実感を伴わない。仕事と生活の時間の釣り合いを指すワークライフバランスとも別で、こちらは時間の配分の話、ワークエンゲージメントは仕事中の心の状態の話。従業員満足度(今の待遇や環境に満足しているか)とも異なり、満足していても熱意や没頭がなければ高いとはいえない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。