マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)とは?
マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)とは、悪意のある動作をするソフトウェアの総称。ウイルスは他のプログラムに寄生して増殖する、ワームは単独で自己増殖してネットワーク経由で拡散する、トロイの木馬は無害なプログラムを装って侵入し内部で不正動作をする、ランサムウェアはファイルを暗号化するなどして使用不能にし、復旧と引き換えに金銭を要求する。
基本情報技術者試験の過去問では19回出題されています(2016年度〜2023年度)。
まるうぇあ
マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)の意味
悪意のある動作をするソフトウェアの総称。ウイルスは他のプログラムに寄生して増殖する、ワームは単独で自己増殖してネットワーク経由で拡散する、トロイの木馬は無害なプログラムを装って侵入し内部で不正動作をする、ランサムウェアはファイルを暗号化するなどして使用不能にし、復旧と引き換えに金銭を要求する。
マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)の具体例
業務ファイルが突然開けなくなり、画面に身代金(ランサム)を要求する文言が表示されるのはランサムウェア感染の典型例。感染に備え、定期的なオフラインバックアップの保管が有効な対策とされる。
マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)は試験でどう引っ掛けられる?
ウイルス(他のプログラムに寄生)とワーム(単独で自己増殖)の違いは、他のプログラムへの寄生の有無で区別される点が問われやすい。
マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)と関連する用語
マルウェア(ウイルス・ワーム・ランサムウェア・トロイの木馬)が出た過去問
コンピュータウイルスを用いて,企業で使用されているコンピュータの記憶内容を消去する行為を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:ウイルスによるデータ消去や業務妨害は刑法で処罰される
ウイルスを使ってコンピュータのデータを消去し、業務を妨げる行為は、刑法の電子計算機損壊等業務妨害罪などで処罰の対象となる。またウイルスの作成や提供自体も刑法の不正指令電磁的記録に関する罪で規制されている。不正アクセス禁止法は他人のIDを使うなどして無断でログインする行為を対象とする点で異なる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問80(IPA)コンピュータウイルスを作成する行為を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:ウイルス作成罪は刑法の不正指令電磁的記録に関する罪
コンピュータウイルスの作成・提供・供用・取得・保管を処罰するのは、刑法に設けられた不正指令電磁的記録に関する罪(いわゆるウイルス作成罪)である。正当な理由なく、他人の意図に反する動作をさせる不正なプログラムを作る行為が対象となる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問78(IPA)BCP(事業継続計画)の策定、運用に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:自然災害に加え、情報システムの機器故障やマルウェア感染も検討範囲に含める。
要点:BCPは影響度で優先順位を決め、災害以外の事象も含める
BCPは、災害だけでなく機器故障やマルウェア感染、供給網の途絶など、事業の継続を脅かすあらゆる事象を検討範囲とする。復旧の優先順位は技術的な容易さではなく、事業に与える影響の大きさで決める。また計画は全従業員に周知して訓練する必要があり、取引先や委託先との連携も想定しておくべきである。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問74(IPA)ウイルス検出におけるビヘイビア法に分類されるものはどれか。
正解:検査対象をメモリ上の仮想環境下で実行して,その挙動を監視する。
要点:ビヘイビア法は実際に動かして挙動から判定し未知にも効く
ビヘイビア法は、検査対象を隔離した仮想環境で実際に動かし、その振る舞いを観察して不正な動作の有無から判断する検出方式である。パターンファイルに載っていない未知のマルウェアにも対応できる点が長所となる。ハッシュ値や原本との比較は、既知の情報と突き合わせる別方式である。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)PCへの侵入に成功したマルウェアがインターネット上の指令サーバと通信を行う場合に,宛先ポートとしてTCPポート番号80が多く使用される理由はどれか。
正解:Webサイトの閲覧に使用されることから,通信がファイアウォールで許可されている可能性が高い。
要点:80番は業務上許可されがちで、外部へ抜ける通り道になる
TCPの80番はHTTPすなわち通常のWeb閲覧に使われるポートであり、業務上必要なため多くの組織でファイアウォールの外向き通信が許可されている。マルウェアがこのポートを使えば、追加の設定変更なしに外部の指令サーバへ到達でき、通常の閲覧に紛れ込ませることもできる。閉じられていないポートを選ぶという発想である。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問45(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。