マイクロプログラム制御とは?まいくろぷろぐらむせいぎょ
マイクロプログラム制御とは、CPUが機械語の命令を実行するとき、1つの命令をさらに細かい手順(マイクロ命令)の列に分け、その列を制御記憶と呼ぶCPU内部の専用メモリに置いて、順に読み出しながら各部品を動かす制御方式。命令の動きを論理回路の配線で直接決めるワイヤドロジック制御(配線論理制御)と対になる。手順の書き換えで命令の動きを変えられ、複雑な命令も作りやすいが、手順を読み出す分だけ遅い。複雑な命令を多く持つCISC(Complex Instruction Set Computer:複雑な命令セットのコンピュータ)で多く使われ、単純な命令に絞ったRISC(Reduced Instruction Set Computer:命令を減らしたコンピュータ)は高速なワイヤドロジック制御を使うのが一般的。
最終更新:2026-10-10
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初期のコンピュータは命令の動きをすべて配線で作っており、設計が複雑で、誤りを直すにも回路の作り直しが要った。1951年、英ケンブリッジ大学のモーリス・ウィルクスが、命令の動きを小さな手順の列として記憶装置に置く方式を提案した。
具体例
1964年に発表されたIBMのSystem/360は、性能も価格も違う複数の機種で同じ命令が動くことを売りにした。機種ごとに回路は違っても、多くの機種でマイクロプログラムを用意して同じ命令の動きを作り出したことで、これが実現した。
試験での引っ掛け
マイクロプログラムは命令を解釈する手順で、制御記憶に置かれる。主記憶(メモリ)上の利用者のプログラムのことではない。高速なのはワイヤドロジック制御の方で、マイクロプログラム制御は柔軟だが遅い。「RISCはマイクロプログラム制御、CISCはワイヤドロジック制御」という組合せは逆。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。