ボットネットとC&Cサーバとは?
ボットネットとC&Cサーバとは、マルウェアに感染して外部から遠隔操作される端末をボットと呼び、その集合体がボットネットです。指令を出す拠点がC&C(指令)サーバ。DDoS攻撃や迷惑メール送信、情報の持ち出しに悪用され、感染端末の利用者は加害者にもなります。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2022年度)。
ぼっとねっととしーあんどしーさーば
ボットネットとC&Cサーバの意味
マルウェアに感染して外部から遠隔操作される端末をボットと呼び、その集合体がボットネットです。指令を出す拠点がC&C(指令)サーバ。DDoS攻撃や迷惑メール送信、情報の持ち出しに悪用され、感染端末の利用者は加害者にもなります。
ボットネットとC&Cサーバの具体例
家庭用ルータやネットワークカメラなど初期パスワードのままのIoT機器が大量に感染し、特定サイトへ一斉にリクエストを送る。対策として、内部から外部への不審な通信を監視・遮断する出口対策でC&Cとの連絡を断つ方法があります。
ボットネットとC&Cサーバは試験でどう引っ掛けられる?
ボット感染は目立った不調が出ないことが多く、「動作が重くなるから気づく」は誤りです。またC&Cサーバは攻撃対象ではなく指令側。ボットネットの被害者と加害者が同一端末になり得る点が問われます。
ボットネットとC&Cサーバと関連する用語
ボットネットとC&Cサーバが出た過去問
ボットネットにおいてC&Cサーバが果たす役割はどれか。
正解:遠隔操作が可能なマルウェアに、情報収集及び攻撃活動を指示する。
要点:C&Cサーバはボットに攻撃や情報収集を指令する司令塔
ボットネットは、マルウェアに感染して外部から遠隔操作できるようになった多数の端末(ボット)の集合である。C&C(Command and Control)サーバはその司令塔として、各ボットに情報を盗む・DDoS攻撃を仕掛けるといった指令を送り、結果を受け取る役割を担う。C&Cサーバとの通信を遮断することがボットネット対策の要点になる。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問36(IPA)ボットネットにおけるC&Cサーバの役割として,適切なものはどれか。
正解:侵入して乗っ取ったコンピュータに対して,他のコンピュータへの攻撃などの不正な操作をするよう,外部から命令を出したり応答を受け取ったりする。
要点:C&Cサーバはボット化した端末へ指令を出す攻撃側の司令塔
ボットネットは、マルウェアに感染して遠隔操作下に置かれた多数の端末の集まりである。C&Cサーバはその司令塔にあたり、感染端末へ攻撃開始などの指令を送り、実行結果や窃取した情報を受け取る役目を担う。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問41(IPA)侵入者やマルウェアの挙動を調査するために、意図的に脆弱性をもたせたシステム又はネットワークはどれか。
正解:ハニーポット
要点:ハニーポットは攻撃を誘い込んで挙動を観察する囮システム
ハニーポットは、あえて攻撃されやすく見せかけた囮のシステムで、侵入者やマルウェアを誘い込んでその手口や挙動を観察するために設置する。実際の業務システムとは切り離して運用し、収集した情報を防御策の改善に生かす。DMZは公開サーバを置く区画、ボットネットは攻撃側が乗っ取った端末の集合であり、目的が異なる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)ボットネットにおけるC&Cサーバの役割として、適切なものはどれか。
正解:侵入して乗っ取ったコンピュータに対して、他のコンピュータへの攻撃などの不正な操作をするよう、外部から命令を出したり応答を受け取ったりする。
要点:C&Cサーバはボット群へ指令を出す攻撃者側の司令塔
C&Cサーバは、マルウェアに感染して乗っ取られた多数の端末(ボット)に対し、攻撃の実行や情報の送信といった指令を出し、その結果を受け取る司令塔である。攻撃者はこのサーバを介して間接的にボット群を操るため、実行者の特定が難しくなる。C&Cサーバとの通信を遮断・検知することが、ボットネット対策の要点となる。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問31(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。