DMZ(非武装地帯)とは?
DMZ(非武装地帯)とは、インターネットのような信頼できない外部ネットワークと、社内LANのような信頼できる内部ネットワークの中間に設ける、緩衝地帯となるネットワーク領域。外部に公開する必要があるサーバ(Webサーバ・メールサーバなど)をここに設置することで、万が一そのサーバが攻撃されても、内部ネットワークへの侵入を防ぎやすくする。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
でぃーえむぜっと
DMZ(非武装地帯)の意味
インターネットのような信頼できない外部ネットワークと、社内LANのような信頼できる内部ネットワークの中間に設ける、緩衝地帯となるネットワーク領域。外部に公開する必要があるサーバ(Webサーバ・メールサーバなど)をここに設置することで、万が一そのサーバが攻撃されても、内部ネットワークへの侵入を防ぎやすくする。
DMZ(非武装地帯)の具体例
社外に公開するWebサーバをDMZに設置し、ファイアウォールでDMZと内部ネットワークの間の通信を厳しく制限しておけば、Webサーバが乗っ取られても内部の重要なデータへ直接到達されにくい。
DMZ(非武装地帯)は試験でどう引っ掛けられる?
外部へ公開するWebサーバやメールサーバを置く場所であり、機密データを持つ社内データベースをここに置くのは誤り。通信の向きも問われ、外部→DMZは許可しても、DMZ→内部LANは原則遮断するのが正しい構成。
DMZ(非武装地帯)と関連する用語
DMZ(非武装地帯)が出た過去問
1台のファイアウォールによって,外部セグメント,DMZ,内部セグメントの三つのセグメントに分割されたネットワークがある。このネットワークにおいて,Webサーバと…
正解:WebサーバをDMZに,データベースサーバを内部セグメントに設置する。
要点:公開サーバはDMZ、重要データは内部セグメントに置く
インターネットから直接アクセスされる必要があるWebサーバはDMZに置き、外部から直接届かせたくないデータベースサーバは内部セグメントに置きます。こうすると、外部から内部への直接通信は遮断され、データベースへはDMZのWebサーバを経由する限定的な通信だけが許可されます。攻撃者がWebサーバを侵害しても、内部への到達には追加の突破が必要となり、重要データが守られます。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)1台のファイアウォールによって、外部セグメント、DMZ、内部セグメントの三つのセグメントに分割されたネットワークがあり、このネットワークにおいて、Webサーバと…
正解:WebサーバをDMZに、データベースサーバを内部セグメントに設置する。
要点:公開サーバはDMZ、重要データは内部セグメントに置く
インターネットからの接続を受けるWebサーバは、外部と直接やり取りするためDMZに置く。一方、重要なデータをもつデータベースサーバは、外部セグメントと直接通信できない内部セグメントに置く。こうするとインターネットからデータベースへ直接到達する経路が無くなり、仮にWebサーバが侵害されても、ファイアウォールが許可した特定プロトコルの通信しか内部へ届かない。多層で守る典型的な構成である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問42(IPA)侵入者やマルウェアの挙動を調査するために、意図的に脆弱性をもたせたシステム又はネットワークはどれか。
正解:ハニーポット
要点:ハニーポットは攻撃を誘い込んで挙動を観察する囮システム
ハニーポットは、あえて攻撃されやすく見せかけた囮のシステムで、侵入者やマルウェアを誘い込んでその手口や挙動を観察するために設置する。実際の業務システムとは切り離して運用し、収集した情報を防御策の改善に生かす。DMZは公開サーバを置く区画、ボットネットは攻撃側が乗っ取った端末の集合であり、目的が異なる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問44(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。