フィルターバブルとは?ふぃるたーばぶる
フィルターバブルは、検索サイトやSNSが利用者の閲覧履歴や「いいね」などの行動データをもとに、好みに合いそうな情報を選んで表示する結果、利用者が自分の興味や考えに合う情報ばかりに囲まれ、それ以外の情報に触れにくくなる状態。泡(バブル)に包まれたように外の情報が見えなくなることから、この名前がある。本人が選んだのではなく、表示の仕組み(推薦のアルゴリズム)によって知らないうちに起きる点が特徴で、偏った情報だけを見て判断することや、社会の分断を招くことが問題とされる。
最終更新:2026-10-10
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
インターネット上の情報が膨大になり、すべてを人が探すのは不可能になったため、サービス側が利用者ごとに表示を最適化(パーソナライズ)するようになった。便利になる一方で、表示されない情報があることに利用者が気づけなくなった。2011年にイーライ・パリサーが著書『The Filter Bubble』でこの現象を名付け、広く知られるようになった。
具体例
YouTube でゲーム実況の動画を何本か見ると、トップ画面やおすすめ欄が似た実況動画で埋まり、ニュースや別ジャンルの動画が目に入りにくくなる。同じ仕組みで、ある政治的な意見の動画を見続けると、反対の立場の動画がほとんど表示されなくなる。
試験での引っ掛け
エコーチェンバーとの区別が狙われる。フィルターバブルは、推薦の仕組み(アルゴリズム)が情報を絞り込むことで起きる。エコーチェンバーは、SNSなどで似た意見の人どうしがつながり、互いの発言が反響して意見が強まっていく現象で、原因が人どうしのつながりにある。また、有害なサイトの閲覧を制限するフィルタリングとは別の語。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。