システムテスト・運用テストとは?
システムテスト・運用テストとは、システムテストは結合テスト後のシステム全体を対象に、開発側が要件(機能・非機能要件)を満たすか検証する。運用テスト(受入テスト)は利用者・発注者側が主体となり、実際の業務で使えるかを最終確認する。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2019年度)。
しすてむてすと・うんようてすと
システムテスト・運用テストの意味
システムテストは結合テスト後のシステム全体を対象に、開発側が要件(機能・非機能要件)を満たすか検証する。運用テスト(受入テスト)は利用者・発注者側が主体となり、実際の業務で使えるかを最終確認する。
システムテスト・運用テストの具体例
システムテストで性能要件(応答時間)を測定し、運用テストで発注者担当者が実際の業務手順で操作して問題がないか確認する。
システムテスト・運用テストは試験でどう引っ掛けられる?
実施する主体で区別する。開発側が要件を満たすか確認するのがシステムテストで、性能・負荷など非機能の確認もここに含まれる。利用者・発注者が実業務で使えるかを確かめるのが運用(受入)テストで、V字では要件定義に対応する。
システムテスト・運用テストと関連する用語
システムテスト・運用テストが出た過去問
開発期間10か月,開発工数200人月のプロジェクトを計画する。次の配分表を前提とすると,ピーク時の要員は何人か。ここで,各工程では開始から終了までの要員数は一定…
正解:22
要点:工程ごとに工数÷期間を求め、その最大値がピーク要員
各工程の要員数は、その工程の工数を期間で割って求める。工数200人月・期間10か月に配分率を掛けると、要件定義は32人月を2か月で16人、設計は66人月を3か月で22人、開発・テストは84人月を4か月で21人、システムテストは18人月を1か月で18人となる。最大は設計工程の22人である。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問54(IPA)システムテストの監査におけるチェックポイントのうち、最も適切なものはどれか。
正解:テストケースが網羅的に想定されていること
要点:テスト監査の要点はテストケースの網羅性の確認
システムテストの監査では、テストが妥当な範囲と方法で計画・実施されているかを確かめる。とりわけ、想定すべき条件や例外がテストケースとして漏れなく用意されているかは中心的な確認事項である。テスト計画の承認は開発側と利用側の双方が関与すべきであり、また本番環境でのテスト実施は業務に影響を与えるため適切ではない。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問58(IPA)システムの移行テストを実施する主要な目的はどれか。
正解:確実性や効率性の観点で、既存システムから新システムへの切替え手順や切替えに伴う問題点を確認する。
要点:移行テストは切替え手順の確実性と問題点を事前に確認する
移行テストの目的は、新旧システムの切替えが計画どおりの手順と時間で確実に行えるかを事前に検証することである。データ移行の正しさ、作業の所要時間、失敗時の切戻しなど、切替え作業そのものに潜む問題点を洗い出す。機能の充足確認はシステムテスト、性能の確認は性能テストの目的であり、対象が異なる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問56(IPA)ソフトウェア開発において,構成管理に起因しない問題はどれか。
正解:システムテストにおいて,単体テストレベルのバグが多発して,開発が予定どおりに進捗しない。
要点:構成管理は版数の対応付けと変更手続の統制を担う
構成管理は、成果物の版数を管理し、変更手続を統制して、関連する文書とプログラムの対応を保つ活動である。改版手続の無視、版数の対応付けの欠如、派生プログラムへの修正未反映は、いずれも構成管理の不備が原因といえる。一方、単体テストレベルのバグが後工程で多発するのは、テスト工程の品質管理の問題である。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。