SAMLとIDフェデレーションとは?
SAMLとIDフェデレーションとは、組織をまたいで認証結果を受け渡すためのXMLベースの標準。認証を行う側(IdP)が署名付きのアサーションを発行し、サービス提供側(SP)はそれを検証して利用者を受け入れる。SPが自前で資格情報を持たずに済むため、クラウドサービス利用時の認証集約に使われる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2023年度)。
さむるとあいでぃーふぇでれーしょん
SAMLとIDフェデレーションの意味
組織をまたいで認証結果を受け渡すためのXMLベースの標準。認証を行う側(IdP)が署名付きのアサーションを発行し、サービス提供側(SP)はそれを検証して利用者を受け入れる。SPが自前で資格情報を持たずに済むため、クラウドサービス利用時の認証集約に使われる。
SAMLとIDフェデレーションの具体例
社員が業務用SaaSにアクセスすると社内IdPへ転送され、社内認証が済んでいれば署名付きアサーションを持ってSaaSへ戻り、そのままログインできる。退職処理はIdP側の1件の無効化で全SaaSに波及するため、サービスごとのアカウント削除漏れが起きにくい。
SAMLとIDフェデレーションは試験でどう引っ掛けられる?
SAMLが運ぶのは「誰であるか」の認証結果と属性であり、APIアクセス権の委譲を担うOAuthとは目的が違う。またアサーションの署名検証や宛先・有効期間の確認を省くと、偽造アサーションで任意の利用者に成り済まされる。
SAMLとIDフェデレーションと関連する用語
SAMLとIDフェデレーションが出た過去問
SAML(Security Assertion Markup Language)の説明はどれか。
正解:異なるインターネットドメイン間で利用者情報を共有してシングルサインオンに利用するための、XMLをベースにした標準規格
要点:SAMLはXMLで認証情報を交換しドメイン間SSOを実現する
SAMLは、認証や属性、認可に関する情報(アサーション)をXML形式で記述し、認証を行うIdPとサービスを提供するSPの間で安全に受け渡すためのOASIS標準である。これにより組織やドメインをまたいだシングルサインオンが実現でき、各サービスが個別に利用者を認証する必要がなくなる。認可の委譲を扱うOAuthや、URLを識別子とするOpenIDとは目的が異なる。
出典:令和1年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問19(IPA)SAML(Security Assertion Markup Language)の説明はどれか。
正解:異なるインターネットドメイン間でセキュリティ情報を共有してシングルサインオンに利用するための、XMLをベースにした標準規格
要点:SAMLはXMLで認証情報を交換しSSOを実現する規格
SAMLは、認証・認可に関する情報(アサーション)をXML形式で記述し、異なるドメインのシステム間で安全にやり取りするためのOASIS標準である。認証を行うIdPと、サービスを提供するSPの間でアサーションを受け渡すことで、組織やドメインをまたぐシングルサインオンを実現できる。
出典:令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。