OAuth 2.0(認可の委譲)とは?
OAuth 2.0(認可の委譲)とは、利用者のパスワードを渡さずに、第三者アプリへ資源への限定的なアクセス権を与えるための枠組み。認可サーバが発行するアクセストークンに、対象範囲(スコープ)と有効期間を持たせる。「認可」の規格であって本人確認の規格ではない点が最重要の論点になる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
おーおーすにーてんぜろ
OAuth 2.0(認可の委譲)の意味
利用者のパスワードを渡さずに、第三者アプリへ資源への限定的なアクセス権を与えるための枠組み。認可サーバが発行するアクセストークンに、対象範囲(スコープ)と有効期間を持たせる。「認可」の規格であって本人確認の規格ではない点が最重要の論点になる。
OAuth 2.0(認可の委譲)の具体例
外部の会計サービスにクラウドストレージ上の請求書だけを読ませたい場合、利用者がストレージ側の画面で同意すると「該当フォルダの読取りのみ・1時間有効」のトークンが発行される。権限を取り消したいときは、利用者がストレージ側で当該アプリの連携を解除すればよい。
OAuth 2.0(認可の委譲)は試験でどう引っ掛けられる?
「OAuthでログイン」は本来の用途ではない。アクセストークンは資源へのアクセス許可を表すだけで、誰であるかの保証を含まないため、本人確認にはOpenID Connectを使う。トークンを持つ者が使える持参人型である点も、盗まれた場合の危険として問われる。
OAuth 2.0(認可の委譲)と関連する用語
OAuth 2.0(認可の委譲)が出た過去問
SAML(Security Assertion Markup Language)の説明はどれか。
正解:異なるインターネットドメイン間で利用者情報を共有してシングルサインオンに利用するための、XMLをベースにした標準規格
要点:SAMLはXMLで認証情報を交換しドメイン間SSOを実現する
SAMLは、認証や属性、認可に関する情報(アサーション)をXML形式で記述し、認証を行うIdPとサービスを提供するSPの間で安全に受け渡すためのOASIS標準である。これにより組織やドメインをまたいだシングルサインオンが実現でき、各サービスが個別に利用者を認証する必要がなくなる。認可の委譲を扱うOAuthや、URLを識別子とするOpenIDとは目的が異なる。
出典:令和1年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。