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公開鍵暗号とは?こうかいかぎあんごう

公開鍵暗号とは、公開鍵と秘密鍵の対を使い、一方で施した処理は対応するもう一方でしか解けない方式。鍵配送問題を解かずに済み、ディジタル署名にも使える一方、共通鍵に比べて演算量が桁違いに大きい。組込みでは全文をこれで暗号化せず、鍵の受渡しと署名検証だけに使い、本文はAESに任せるハイブリッド構成が基本になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では3回出題され、ほかに4問の解説で触れられています(2017年度〜2024年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:非対称鍵暗号、RSA、公開鍵暗号方式(RSA)

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背景

共通鍵だけの世界では、通信を始める前に安全な経路で鍵を渡しておく必要があった。相手が増えるほど鍵は二乗で増え、出荷先が世界中へ散る量産品では配りきれない。暗号化する鍵を公開しても復号できないという非対称性を作ってこの前提を崩したのが公開鍵暗号で、これがあって初めてセキュアブートやOTAの署名検証が成立する。

具体例

RSAは素因数分解、楕円曲線暗号(ECC)は楕円曲線上の離散対数問題の困難性を安全性の根拠にする。同じ強度を短い鍵長で得られるECCはリソースの限られたMCUで有利で、セキュアエレメントやArm TrustZone搭載品はECDSAの署名検証をハードウェアで持つ。

試験での引っ掛け

AESは共通鍵、RSA・ECC・DHは公開鍵側という分類を入れ替えた選択肢が定番。暗号化は相手の公開鍵、署名は自分の秘密鍵——向きを逆にした記述に注意する。公開鍵そのものは持ち主の正しさを保証しないため、証明書で結び付ける必要がある点まで書けると答案が締まる。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2024年度)
  • 分野:午前II
  • AESは共通鍵、RSA・ECC・DHは公開鍵側という分類を入れ替えた選択肢が定番。