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共通鍵暗号とは?きょうつうかぎあんごう

共通鍵暗号とは、暗号化と復号に同じ鍵を使う方式。公開鍵暗号より2〜3桁速く、AES‑128ならMCU内蔵アクセラレータでマイクロ秒級に収まるため、通信本文や外部フラッシュの暗号化はこちらが担う。難点は鍵の配布と保管で、n人が互いに通信する構成では鍵の総数がn(n−1)÷2個に増える。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では4回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2021年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:対称鍵暗号、AES、共通鍵暗号方式(AES・ブロック暗号モード)、AES・ブロック暗号モード、ブロック暗号モード

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背景

暗号は長らくこの形しかなく、鍵を安全に届けることが運用のすべてだった。量産品では話が厄介で、全個体に同じ鍵を焼けば1台の解析で全数が破れ、個体別に焼けば製造工程と鍵管理の仕組みを抱え込むことになる。この配布の壁が公開鍵暗号と鍵交換を生み、いまは鍵の受渡しは公開鍵、本文は共通鍵という役割分担へ落ち着いている。

具体例

AESはNISTの公募でベルギーの研究者が設計したRijndaelが選ばれたもので、鍵長128・192・256ビットを規定する。Arm Cortex‑M33系やESP32はAES演算器を内蔵し、ソフトウェア実装より一桁速い。10人が総当たりで通信するなら鍵は45個必要になる。

試験での引っ掛け

n(n−1)÷2という鍵数の式と、公開鍵方式なら2n個で済むという比較が頻出。共通鍵は速いが配れない、公開鍵は配れるが遅い、と対で覚える。またAESはブロック暗号なので、利用モード(CBC・CTR・GCM)と初期化ベクタの扱いを外すと、鍵が正しくても平文の構造が漏れる。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2017年度〜2021年度)
  • 分野:午前II
  • n(n−1)÷2という鍵数の式と、公開鍵方式なら2n個で済むという比較が頻出。