分散ファイルシステムとは?ぶんさんふぁいるしすてむ
分散ファイルシステムとは、1つの巨大なファイルを固定長のブロックへ割り、複数サーバのディスクに複製して置く記憶基盤。ブロックを持つ機械の上で処理を起動して転送量を減らす前提で作られており、行単位の書き換えや低遅延の1件取得は想定していない。関係データベースの置き換えではなく、その手前で履歴やログをためる層として使う。
最終更新:2026-10-06
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1台のサーバに載る容量とディスク本数には上限があり、大量の履歴を1台で持とうとすると容量より先に読み出しの帯域が足りなくなる。安価な機械を並べて容量と帯域を同時に増やすと、今度は故障が日常になる。そこで複製を前提に「壊れても止まらない」側へ振ったのがこの方式である。試験では、更新の整合性を守るRDBMSと、追記して並列に読むこの層とを、要件で使い分けられるかが問われる。
具体例
Apache Hadoop の HDFS は既定で128MBのブロックに割り、各ブロックを3台へ複製する。1TBのアクセスログなら約8,200ブロック、複製込みで約3TBを占める。1台落ちても残る2つの複製から読め、複製数は自動で3へ戻される。
試験での引っ掛け
小さなファイルを大量に置くと、ファイルごとの管理情報がマスタノードのメモリを食う(HDFSでは1オブジェクトあたり約150バイト)。ブロック単位の追記が前提なので、既存行の書き換えやランダムな1件取得はRDBMSの役割で、置き換えにはならない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。