楕円曲線暗号とは?
楕円曲線暗号とは、楕円曲線上の点の演算に基づく離散対数問題の困難性を安全性の根拠とする公開鍵暗号。RSAと同等の強度をはるかに短い鍵長で得られるため、演算能力とメモリが限られる組込み機器・ICカードに適する。
データベーススペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。
だえんきょくせんあんごう
楕円曲線暗号の意味
楕円曲線上の点の演算に基づく離散対数問題の困難性を安全性の根拠とする公開鍵暗号。RSAと同等の強度をはるかに短い鍵長で得られるため、演算能力とメモリが限られる組込み機器・ICカードに適する。
楕円曲線暗号の具体例
256ビットのECCはおよそ3072ビットのRSAに相当する強度とされる。
楕円曲線暗号は試験でどう引っ掛けられる?
公開鍵暗号であって共通鍵暗号ではない。 安全性の根拠も、RSAの素因数分解の困難性ではなく離散対数問題の困難性。鍵長がRSAより短いのは強度が低いからではなく、同じ強度を短い鍵で得られるためで、「鍵長が短い=弱い」と読ませる選択肢が定番。
楕円曲線暗号と関連する用語
楕円曲線暗号が出た過去問
メモリアクセスの信頼性を高めるための方式で、データ誤りの自動訂正が可能なものはどれか。
正解:ECC
要点:ECCは誤り検出だけでなく自動訂正までできる
ECCは誤り訂正符号を付加する方式で、1ビットの誤りを検出して自動的に訂正し、2ビットの誤りは検出できる。パリティやチェックサムは誤りの検出はできても訂正はできない点が決定的な違いである。
出典:平成29年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問22(IPA)ECCメモリで、2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正するために用いるものはどれか。
正解:ハミング符号
要点:ハミング符号は1ビット訂正・2ビット検出を実現する
ハミング符号は複数の検査ビットを組み合わせ、誤りが起きた位置を特定できるように設計された符号である。ECCメモリではこれを拡張した方式により、1ビットの誤りは訂正し、2ビットの誤りは訂正できないものの検出できる。よってエが正しい。
出典:令和3年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。