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LTV(顧客生涯価値)とチャーンレートとは?こきゃくしょうがいかちとちゃーんれーと

LTVは1人の顧客が取引期間全体でもたらす粗利の総額、チャーンレートは一定期間に離脱した顧客の割合で、継続課金型の事業ではこの対の指標で採算を判断する。監査では数値そのものよりも算定式と入力データの信頼性が対象になり、分母となる顧客数の定義が期をまたいで一貫しているかが検証の焦点になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システム監査技術者試験の頻出用語/午前II

別名:LTVとチャーンレート、顧客生涯価値(LTV)、LTV(顧客生涯価値)

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背景

売り切り型の商売では、売上と原価を計上した時点で1件の採算が確定した。継続課金では収益が将来にわたって分割して入るため、獲得費用を先に払って後から回収する構造になり、いつ黒字化するのかを見積もる物差しが要る。監査人がここを見るのは、この指標が取締役会への報告や広告投資の意思決定に直結し、算定の恣意性がそのまま経営判断の誤りへ繋がるためである。

具体例

Netflix や Adobe のような継続課金型の事業では、解約率が採算を左右する。月額5,000円・粗利率60%・月次チャーン5%なら平均継続20か月でLTVは60,000円、獲得単価20,000円ならLTV/CACは3倍になる。監査人は報告された数字を受け取らず、解約件数を基幹システムの解約日データから自ら再計算して裏づける。

試験での引っ掛け

LTVは売上総額ではなく粗利で算出するのが原則で、原価を引かない値を投資判断に使うと過大になる。チャーンレートは離脱者数を期首の顧客数で割る指標であり、期中の新規獲得を分母へ含めると数値が不当に小さく出る。定義の差は誤りではなく方針の選択なので、算定式の妥当性と期間比較の一貫性は分けて評価する。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • LTVは売上総額ではなく粗利で算出するのが原則で、原価を引かない値を投資判断に使うと過大になる。