BCP/BCMとは?びーしーぴー、びーしーえむ
BCP/BCMとは、業務が中断した際に重要業務を目標時間内に復旧させるための計画がBCP、その策定・訓練・見直しを継続する管理活動がBCMである。監査では計画書が存在するという整備状況の確認にとどめず、訓練の記録によって目標復旧時間が実際に満たせることまで確かめられるかどうかが、示せる結論の強さを分ける。
最終更新:2026-10-06
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大規模な災害や長時間の停止では、平時の指揮系統や連絡手段そのものが失われるため、その場の判断だけでは動けない。何を優先して復旧するかを事業影響度分析で定め、平時に文書として合意しておく必要が生じた。ただし計画は組織や業務の変化で急速に古びるため、策定・訓練・見直しを回す管理活動として定義し直されたのがBCMである。監査では、文書の存在と実際の機能との差が最も現れやすい領域として扱われる。
具体例
事業継続マネジメントシステムの要求事項はJIS Q 22301として規格化されており、内閣府の「事業継続ガイドライン」も演習と見直しの実施を求めている。監査人は計画書の版数を確認したうえで、直近の訓練で実際に要した復旧時間の記録を入手し、計画上の目標復旧時間と突合して差異の是正状況を追う。
試験での引っ掛け
目標復旧時間は「いつまでに復旧するか」、目標復旧時点は「どの時点のデータまで戻せるか」であり、後者はバックアップの取得間隔に直結する。監査の側では、計画書と訓練記録が揃えば有効性について保証型の結論を述べられるが、訓練が未実施であれば改善を促す助言にとどまり、有効であるとは言えない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの1 システム監査の計画 > 1-3 個別監査計画の策定に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。