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監査証拠とは?かんさしょうこ

監査証拠とは、監査人が下す結論や指摘を裏づける事実・記録。十分性(量)と適切性(証明力と関連性)の両方が求められ、監査人が自ら入手したもの、写しではなく原本、組織の外部から入手したものほど証明力が高いとされる。入手の経緯と評価は監査調書に残し、報告書の記述と対応づけておく。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では2回出題され、ほかに5問の解説で触れられています(2017年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

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背景

監査の結論は被監査部門の利害と対立することがあり、「そう見えた」では簡単に覆される。第三者が同じ資料をたどれば同じ結論に至る、という再現性を担保するために、結論と事実の対応を証拠として固定する必要がある。同時に、監査対応のためだけの資料作成を開発現場に強いないことも求められる——証拠集めが本業を圧迫しては本末転倒だからである。

具体例

アクセス権が適切に管理されているという結論の裏づけには、監査人が同席して取得した権限一覧のシステム出力、申請書の原本、人事部門の異動・退職者リストとの突合結果を組み合わせる。アクセスログや監査証跡がシステム側に自動で残る作りにしておけば、入手の手間も現場の負担も小さくなる。

試験での引っ掛け

被監査部門が加工して提出した表計算ファイルは、原本でも監査人自身の入手でもないため証明力が低い。また量を集めれば十分性を満たすというものでもなく、監査目的に関連しない資料はいくらあっても意味がない。十分性(量)と適切性(質・関連性)は別々の要件で、片方だけでは結論を支えられない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:マネジメント系
  • 被監査部門が加工して提出した表計算ファイルは、原本でも監査人自身の入手でもないため証明力が低い。