ログファイル(ジャーナル)とは?ろぐふぁいるじゃーなる
ログファイル(ジャーナル)とは、更新のたびに、変更前の値(更新前情報)と変更後の値(更新後情報)を発生順に記録するファイル。障害時は、未確定の更新を更新前情報で取り消し(UNDO/ロールバック)、確定済みで反映が間に合わなかった更新を更新後情報で再適用する(REDO/ロールフォワード)。
最終更新:2026-10-06
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更新をデータ本体へ直接書く方式では、書いている途中で電源が落ちたとき、どこまで反映されたのかを後から知る手立てが無い。そこで、本体を書き換える前に「何をどう変えるか」を追記専用のファイルへ先に確定させる(先行書込み)。追記だけなら書込みが速く順序も保たれるため、再起動時にその記録をたどれば、どこまで進んでいたかを機械的に判定して整合の取れた状態へ戻せる。
具体例
15時にバックアップを取得し17時にディスクが壊れたなら、バックアップを別媒体へ復元し、15時以降のログの更新後情報を順に適用して17時直前の状態まで戻す。PostgreSQLのWALやOracle DatabaseのREDOログがこれにあたり、いずれもデータ本体とは別の装置へ多重化して置く。
試験での引っ掛け
更新前情報がUNDO、更新後情報がREDOという対応の取り違えが定番で、ロールバックとロールフォワードの向きも合わせて問われる。ログとデータ本体を同じディスクへ置くと、媒体障害で両方を同時に失いロールフォワードができない。チェックポイントは回復の起点であって、バックアップの代わりにはならない点も区別する。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39(IPA)
ディジタルフォレンジックスの手順を収集、検査、分析、報告に分けたとき、そのいずれかに該当するものはどれか。
正解:ディスクを解析し、削除されたログファイルを復元することによって、不正アクセスの痕跡を発見する。
要点:ディジタルフォレンジックスは証拠となる電子記録の保全と解析
ディジタルフォレンジックスは、法的証拠となりうる電子的な記録を保全し解析する一連の活動である。ディスクを解析して削除されたログファイルを復元し、不正アクセスの痕跡を突き止める作業は、収集した証拠を調べる検査・分析の段階に該当する。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)
デジタルフォレンジックスの手順は収集、検査、分析及び報告から成る。このとき、デジタルフォレンジックスの手順に含まれるものはどれか。
正解:サーバのハードディスクを解析し、削除されたログファイルを復元することによって、不正アクセスの痕跡を発見する。
要点:デジタルフォレンジックスは事後に証拠を保全・解析する活動
デジタルフォレンジックスは、インシデントの原因究明や法的な証拠保全のために、機器に残る電磁的記録を収集・検査・分析して報告する一連の活動である。ハードディスクを解析して消された記録を復元し、痕跡を突き止める作業はその中核にあたる。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問44(IPA)
デジタルフォレンジックスの手順は収集、検査、分析及び報告から成る。このとき、デジタルフォレンジックスの手順に含まれるものはどれか。
正解:サーバのハードディスクを解析し、削除されたログファイルを復元することによって、不正アクセスの痕跡を発見する。
要点:デジタルフォレンジックスは証拠を保全し痕跡を分析して報告する
デジタルフォレンジックスは、インシデントの事実関係を法的証拠として通用する形で明らかにするために、証拠となるデータを収集・保全し、検査・分析して報告する一連の手順である。ディスクを解析して削除されたログを復元し、痕跡を突き止める作業はこの検査・分析に該当する。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 4. トランザクション処理 > (2) 障害回復に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。