ペルソナとは?ぺるそな
ペルソナとは、調査で得た事実をもとに、想定利用者を年齢・職務・行動特性・利用する場面まで含めた1人の架空の人物として書き起こしたもの。設計で判断が割れたときに「この人ならどうか」と立ち返れる共通の基準を置くことが目的で、機能の要否を声の大きさや多数決で決めない仕組みになる。
最終更新:2026-10-06
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利用者像が「現場の人」という粒度でしか共有されていないと、画面の情報量も操作の手数も設計者それぞれの想像に依存し、仕様の議論が好みのぶつけ合いになって決着しない。ペルソナは、判断の根拠を人物像という形で先に外へ出す道具である。応用情報ではUXデザインや要件定義の手法として、また誰のための最適化かを問う文脈で出る。
具体例
「入社2年目の店舗スタッフ、片手で在庫端末を操作し、休憩に入る前の5分で発注状況を確認する」という人物像を置けば、1画面に載せる情報量と操作ステップ数がそこから決まる。店舗業務向けアプリや自治体の窓口システムの設計で、この粒度の記述が実際に使われている。
試験での引っ掛け
ターゲットセグメントと混同しやすいが、セグメントは属性の範囲で表す集団、ペルソナは1人の具体的な人物像である。また調査に基づいて作る架空の人物であって、実在する特定の利用者そのものでも、想像だけで作った都合のよい人物像でもない点が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問46(IPA)
ソフトウェアの要件定義における利用者の分析で活用される、ソフトウェアの利用者を役割ごとに典型的な姿として描いた仮想の人物を何と呼ぶか。
正解:ペルソナ
要点:ペルソナは典型的な利用者像を具体的に描いた架空の人物
ペルソナは、利用者調査から得た属性・行動・目的などを集約し、代表的な利用者像を実在の人物のように具体的に描いた架空の人物像である。役割ごとにペルソナを設定することで、開発関係者が想定利用者の姿を共有しやすくなり、要件や画面設計の判断基準になる。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (1) ソフトウェア開発手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。