ベクタ画像とは?べくたがぞう
ベクタ画像とは、画像を画素の並びではなく、点の座標と直線・曲線・塗りの指示として保存する形式。表示のたびに指定倍率で描き直すため拡大しても輪郭が滑らかで、ファイルサイズは画素数ではなく図形の複雑さで決まる。W3C標準のSVGは、この記述をXMLで行うベクタ形式である。
最終更新:2026-10-06
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画素の集合として保存した画像は、拡大すると1画素が四角く引き伸ばされ、線が階段状に崩れる。看板から名刺まで同じロゴを使う、地図を任意の縮尺で表示するといった用途では、倍率ごとに画像を作り直すしかなかった。図形そのものではなく「どう描くか」を保存し、表示のたびに計算させることで、倍率からの独立を得たのがベクタ形式である。
具体例
企業ロゴや図表はAdobe IllustratorやInkscapeでベクタ形式として作り、Webにはサイズによらず同じSVGを1つ置く。一方、階調が連続する写真は輪郭を数式で表せないため、画素の集合として持つラスタ形式のJPEGやPNGが向く。地図アプリの拡大が滑らかなのも同じ理屈である。
試験での引っ掛け
アウトラインフォントも輪郭を数式で持つ同じ発想で任意倍率の拡大に強く、ビットマップフォントは拡大するとギザギザになる。またSVGはXMLのテキストでスクリプトを埋め込めるため、外部から受け取った画像をそのまま表示する場面ではJPEGやPNGとは別のセキュリティ上の考慮が要る。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問25(IPA)
W3Cで仕様が定義され、矩形や円、直線、文字列などの図形オブジェクトをXML形式で記述し、Webページでの図形描画にも使うことができる画像フォーマットはどれか。
正解:SVG
要点:SVGはXMLで図形を記述するW3Cのベクタ画像形式
SVGはW3Cが仕様を定めるベクタ画像形式で、矩形・円・直線・文字列などの図形をXML形式のテキストで記述する。拡大しても輪郭が滑らかで、Webページ内に直接埋め込んで描画できる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問27(IPA)
W3Cで仕様が定義され、矩形や円、直線、文字列などの図形オブジェクトをXML形式で記述し、Webページでの図形描画にも使うことができる画像フォーマットはどれか。
正解:SVG
要点:SVGはXMLで図形を記述するW3C標準のベクタ画像形式
SVG(Scalable Vector Graphics)はW3Cが仕様を定めるベクタ画像形式で、図形や文字をXMLで記述する。拡大縮小しても画質が劣化せず、CSSやスクリプトから操作できるためWebページ上の図形描画に適している。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問23(IPA)
W3Cで仕様が定義され,矩形や円,直線,文字列などの図形オブジェクトをXML形式で記述し,Webページでの図形描画にも使うことができる画像フォーマットはどれか。
正解:SVG
要点:SVGはXMLで図形を記述するW3C標準のベクター画像形式
SVG(Scalable Vector Graphics)はW3Cが仕様を定めるベクター画像フォーマットで、図形や文字をXMLのテキストとして記述する。拡大しても劣化せず、HTMLに直接埋め込んでCSSやスクリプトから操作できるため、Webページの図形描画に広く使われる。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 5. その他の言語 > (1) マークアップ言語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。