クラウドソーシング・ギグエコノミーとは?くらうどそーしんぐ・ぎぐえこのみー
クラウドソーシングは、インターネットを通じて不特定多数へ業務を委託し成果物や労働力を調達する仕組み。ギグエコノミーは、単発の仕事を必要なときだけ請け負う働き方が広がった経済の状態を指す。前者は調達側から見た手法、後者は働き方の側から見た呼び名にあたる。
最終更新:2026-10-06
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数日で終わる専門作業を外へ出したくても、求人・選考・契約という手続の費用が仕事の規模に見合わなかった。プラットフォームが募集と実績評価と報酬支払いをまとめて担うようになったことで、面識のない相手との単発の取引が実務として成立するようになる。取引費用が下がった反面、働き手が雇用契約の外側に置かれるという新しい論点が生まれた。
具体例
クラウドワークスやランサーズでは、ロゴ制作や記事執筆を不特定多数へ公募し、採用した成果物にだけ報酬を払うコンペ形式が使える。Uber Eatsの配達パートナーは業務委託契約で、稼働する時間を自分で決めて単発の配達を受ける形であり、これがギグエコノミーの典型にあたる。
試験での引っ掛け
クラウドファンディングとの取り違えが定番で、集めるのが仕事の担い手ならクラウドソーシング、資金ならクラウドファンディングである。ここでのcrowdは群衆であって、cloud(クラウドコンピューティング)とは無関係。ギグワーカーは原則として雇用ではなく業務委託で働くため、労働者としての保護が及びにくい点も論点になる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)
クラウドソーシングの説明はどれか。
正解:発注者がインターネット上で発注対象の業務内容や発注条件を告知し、受注者を募集する。
要点:クラウドソーシングは不特定多数へ業務を委託する仕組み
クラウドソーシングは、企業や個人が不特定多数に向けてインターネット上で業務内容と条件を提示し、受注者を募って仕事を委託する仕組みです。crowd(群衆)にsourcing(外部委託)を組み合わせた語で、資金を募るクラウドファンディングとは似た名前でも目的が異なります。電子マネーやネットオークションとも区別が必要です。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)
個人が、インターネットを介して提示された単発の仕事を受託する働き方や、それによって形成される経済形態を表すものはどれか。
正解:ギグエコノミー
要点:ギグエコノミーはプラットフォーム経由の単発受託による経済形態
ギグエコノミーは、インターネット上のプラットフォームを介して単発・短期の仕事を個人が請け負う働き方と、そこから形作られる経済のあり方を指す。配車や配達、クラウドソーシングでの業務受託などが典型で、雇用契約によらない柔軟な就労形態である一方、労働者保護の課題も指摘されている。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)
個人が、インターネットを介して提示された単発の仕事を受託する働き方や、それによって形成される経済形態を表すものはどれか。
正解:ギグエコノミー
要点:ギグエコノミーはネット経由の単発受注による経済形態
ギグエコノミーは、インターネット上のプラットフォームを通じて単発・短期の仕事を個人が請け負う働き方や、それによって成り立つ経済形態を指す。配達代行やクラウドソーシングが代表例で、柔軟に働ける反面、労働者保護や収入の安定性が課題とされる。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 3. e-ビジネス > (1) EC(Electronic Commerce:電子商取引)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。