SDNとNFVとは?
SDNとNFVとは、SDNは経路を決める制御機能(コントロールプレーン)と転送機能(データプレーン)を分離し、コントローラからソフトウェアで一括制御する考え方である。NFVはファイアウォールや負荷分散などの機能を専用機器から汎用サーバ上のソフトへ移す取り組みを指す。いずれも構成変更を機器の配線ではなく設定で行えるようにするのが狙い。
応用情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2017年度〜2024年度)。
えすでぃーえぬとえぬえふぶい
SDNとNFVの意味
SDNは経路を決める制御機能(コントロールプレーン)と転送機能(データプレーン)を分離し、コントローラからソフトウェアで一括制御する考え方である。NFVはファイアウォールや負荷分散などの機能を専用機器から汎用サーバ上のソフトへ移す取り組みを指す。いずれも構成変更を機器の配線ではなく設定で行えるようにするのが狙い。
SDNとNFVの具体例
新しいテナントを追加するとき、従来は各スイッチへ個別にVLANとACLを投入していたが、SDNならコントローラのAPIを叩くだけで全機器へ一括反映できる。NFVを併用すれば、機能追加も機器調達なしにソフトの起動で済む。
SDNとNFVは試験でどう引っ掛けられる?
SDNとNFVは別概念である(制御の集中化と、機能のソフトウェア化)。目的が違うので片方だけの導入もあり得る。またコントローラは単一障害点になりうるため冗長化が必須で、コントローラ障害時も既存の転送が継続する設計になっているかを確認する必要がある。「ソフトウェア化すれば何でも柔軟」ではなく、性能面では専用ハードに劣る場合がある。
SDNとNFVと関連する用語
SDNとNFVが出た過去問
ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN(Software-Defined N…
正解:ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し、コントローラと呼ばれるソフトウェアで、データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ
要点:SDNは制御機能と転送機能を分離しソフトで集中制御する
SDNは、ネットワーク機器がもつ経路制御などの制御機能と、実際にパケットを転送するデータ転送機能とを論理的に分離し、制御をコントローラと呼ぶソフトウェアへ集約するアーキテクチャである。OpenFlowはコントローラとスイッチの間でフローの制御情報をやり取りするプロトコルで、これによりネットワーク構成をソフトウェアから柔軟に定義できる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)OpenFlowを使ったSDN(Software-Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
正解:データを転送するネットワーク機器とは分離したソフトウェアによって,ネットワーク機器を集中的に制御,管理するアーキテクチャ
要点:SDNは転送機能と制御機能を分離しソフトウェアで集中制御する
SDNは、パケットを転送する機能と経路を決める制御機能を分離し、制御をソフトウェア(コントローラ)に集約して機器を一元的に設定・管理するアーキテクチャである。OpenFlowはコントローラとスイッチの間でこの制御を行うプロトコルの一つである。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)OpenFlowを使ったSDN(Software-Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
正解:データを転送するネットワーク機器とは分離したソフトウェアによって,ネットワーク機器を集中的に制御,管理するアーキテクチャ
要点:SDNは制御機能を機器から分離しソフトで集中制御する方式。
SDNは、パケットを実際に転送する機能(データプレーン)と、経路や転送規則を決める制御機能(コントロールプレーン)を分離し、ソフトウェアのコントローラから多数のネットワーク機器を集中制御するアーキテクチャである。OpenFlowはコントローラとスイッチの間でフロー表を操作するためのプロトコルとして使われる。これにより、ネットワーク構成をソフトウェア的に柔軟に変更できる。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)ETSI(欧州電気通信標準化機構)によって提案されたNFV(Network Functions Virtualisation)に関する記述として、適切なものはど…
正解:仮想化技術を利用し、ネットワーク機能を汎用サーバ上にソフトウェアとして実現したコンポーネントを用いることによって、柔軟なネットワーク基盤を構築する。
要点:NFVはネットワーク機能を汎用サーバ上のソフトで実現する
NFV(ネットワーク機能仮想化)は、ルータやファイアウォールなど従来は専用機器で実現していたネットワーク機能を、仮想化技術によって汎用サーバ上のソフトウェアとして動かす考え方である。機器調達を待たずに機能の追加・変更・増減ができ、柔軟で経済的なネットワーク基盤を構築できる。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問32(IPA)ONF(Open Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN(Software-Defined N…
正解:ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し、コントローラと呼ばれるソフトウェアで、データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ
要点:SDNは制御機能を分離しコントローラで集中制御する
SDNは、従来ネットワーク機器ごとに一体化していた経路制御などの制御機能と、実際にパケットを転送するデータ転送機能を分離し、制御をコントローラへ集約するアーキテクチャである。OpenFlowはコントローラが各機器のフローテーブルを操作するためのプロトコルで、ネットワーク構成をソフトウェアで柔軟に定義できる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。