ROI(投資利益率)とは?
ROI(投資利益率)とは、投資額に対してどれだけの利益が得られたかを示す指標で、ROI=利益÷投資額×100。IT投資の可否判断や事後評価で広く使われ、部門横断の案件を同じ物差しで比べられる。単純で分かりやすい半面、時間の概念を含まない点が弱点になる。
応用情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2017年度〜2023年度)。
あーるおーあい
ROI(投資利益率)の意味
投資額に対してどれだけの利益が得られたかを示す指標で、ROI=利益÷投資額×100。IT投資の可否判断や事後評価で広く使われ、部門横断の案件を同じ物差しで比べられる。単純で分かりやすい半面、時間の概念を含まない点が弱点になる。
ROI(投資利益率)の具体例
5,000万円を投じた業務自動化で、年間の人件費削減と機会損失削減の合計が2,000万円、運用費が500万円なら年間の純効果1,500万円、ROIは30%。複数案件を並べて、閾値を上回るものから予算を配分する。
ROI(投資利益率)は試験でどう引っ掛けられる?
ROIは貨幣の時間価値を考慮しないため、効果の発現が5年後の案件と1年後の案件が同じに見える。長期案件はNPVやIRRで評価するのが原則。また分子を「売上増」とすると過大評価になるので、利益ベースで測る。
ROI(投資利益率)と関連する用語
ROI(投資利益率)が出た過去問
情報戦略の投資効果を評価するとき,利益額を分子に,投資額を分母にして算出するものはどれか。
正解:ROI
要点:ROIは利益額を投資額で割った投資効率の指標
ROI(投資利益率)は、投資によって得られた利益を投資額で割って求める指標である。分子が利益額、分母が投資額という形になり、投じた資金がどれだけ利益を生んだかを比率で表す。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)ターゲットリターン価格設定の説明はどれか。
正解:目標とする投資収益率を実現するように価格を決定する。
要点:ターゲットリターン価格設定は目標収益率から価格を逆算する
ターゲットリターン価格設定は、投下資本に対して目標とする収益率(ROI)を達成できるように価格を決める、コスト志向の価格設定手法である。想定販売数量と総費用から必要な利益を逆算して単価を求めるため、需要が想定を下回ると目標を達成できない点に注意が要る。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問69(IPA)情報戦略の投資効果を評価するとき、利益額を分子に、投資額を分母にして算出するものはどれか。
正解:ROI
要点:ROIは利益額÷投資額で表す投資効率の指標
ROI(Return On Investment、投資利益率)は、投資によって得られた利益額を投資額で割って求める指標である。比率で表されるため、規模の異なる投資案件どうしを同じ尺度で比較できる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)ターゲットリターン価格設定の説明はどれか。
正解:目標とする投資収益率を実現するように価格を決定する。
要点:ターゲットリターン価格設定は目標投資収益率から価格を逆算する
ターゲットリターン価格設定は、投下資本に対して目標とする収益率(ROI)を達成できるように価格を逆算して決める方法です。原価と想定販売量から、目標利益を確保できる単価を求めるコスト志向の価格設定に分類されます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)情報化投資計画において、投資効果の評価指標であるROIを説明したものはどれか。
正解:売上増やコスト削減などによって創出された利益額を投資額で割ったもの
要点:ROI=投資で得た利益額÷投資額
ROI(投資利益率)は、投資によって得られた利益額を投資額で割った比率であり、投じた資金がどれだけの利益を生んだかを示す指標である。売上の増加やコストの削減で生まれた効果を金額に換算し、投資額と対比して評価する。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。