PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)とは?
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)とは、「市場成長率」と「相対的市場シェア」の2軸で事業や製品を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4象限に分類し、経営資源の配分を検討する分析手法。
応用情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ぴーぴーえむ
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の意味
「市場成長率」と「相対的市場シェア」の2軸で事業や製品を「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」の4象限に分類し、経営資源の配分を検討する分析手法。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)の具体例
成長率・シェアともに高い「花形」には投資を続け、成長率は低いがシェアが高い「金のなる木」で稼いだ資金を「問題児」に再投資する、といった資源配分の判断に用いる。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)は試験でどう引っ掛けられる?
「金のなる木」(成長率低・シェア高)と「花形」(両方高い)を取り違えやすい。
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)と関連する用語
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)が出た過去問
アンゾフが提唱する成長マトリクスを説明したものはどれか。
正解:製品と市場の視点から、事業拡大の方向性を市場浸透・製品開発・市場開拓・多角化に分けて、戦略を検討する。
要点:成長マトリクスは製品と市場の新旧で4方向に整理する
アンゾフの成長マトリクスは、製品(既存/新規)と市場(既存/新規)の2軸で事業拡大の方向性を4つに整理する枠組みです。既存製品を既存市場に深く売る市場浸透、既存市場に新製品を出す製品開発、既存製品を新市場に広げる市場開拓、双方が新しい多角化に分けて戦略を検討します。SWOT分析やPPM、製品ライフサイクル理論とは別の枠組みです。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)PPMにおいて、投資用の資金源として位置付けられる事業はどれか。
正解:市場成長率が低く、相対的市場占有率が高い事業
要点:PPMの資金源は低成長・高シェアの「金のなる木」
PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)では、市場成長率が低く相対的市場占有率が高い事業を「金のなる木」と呼ぶ。成長のための追加投資が少なくて済む一方、高いシェアから安定した資金を生むため、他の事業への投資原資となる。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67(IPA)プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)における“花形”を説明したものはどれか。
正解:市場成長率、市場占有率ともに高い製品である。成長に伴う投資も必要とするので、資金創出効果は大きいとは限らない。
要点:花形は成長率も占有率も高いが、投資が続くため資金の稼ぎ手とは限らない
PPMでは市場成長率と市場占有率の2軸で製品を4分類します。花形は両方が高い製品で、大きな売上を生む一方、成長市場で地位を保つための投資も継続的に必要となるため、正味の資金創出効果は必ずしも大きくありません。成長が鈍化すれば金のなる木へ移行します。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67(IPA)プロダクトポートフォリオマネジメント(PPM)マトリックスのa,bに入れる語句の適切な組合せはどれか。
正解:a=市場成長率, b=市場占有率
要点:PPMは市場成長率と市場占有率の2軸で事業を分類する
PPMは縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとり、事業を花形、問題児、金のなる木、負け犬の4象限に分類する。成長率が高く占有率も高いものが花形、成長率は低いが占有率が高く資金源となるものが金のなる木である。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67(IPA)PPMにおいて、投資用の資金源として位置付けられる事業はどれか。
正解:市場成長率が低く、相対的市場占有率が高い事業
要点:PPMの資金源は成長率が低く占有率が高い金のなる木
PPMでは、市場成長率と相対的市場占有率の2軸で事業を4分類する。市場成長率が低く占有率が高い事業は「金のなる木」と呼ばれ、成長のための追加投資が少なくて済むうえ安定した収益が得られるため、他の事業への投資原資となる。ここで得た資金を、成長が見込める事業へ振り向けるのが基本的な考え方である。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問67(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。