アンゾフの成長マトリクスとは?
アンゾフの成長マトリクスとは、「既存製品・新製品」と「既存市場・新市場」の2軸で、市場浸透・新製品開発・新市場開拓・多角化の4つの成長戦略に分類するフレームワーク。
応用情報技術者試験の過去問では5回出題されています(2016年度〜2025年度)。
あんぞふのせいちょうまとりくす
アンゾフの成長マトリクスの意味
「既存製品・新製品」と「既存市場・新市場」の2軸で、市場浸透・新製品開発・新市場開拓・多角化の4つの成長戦略に分類するフレームワーク。
アンゾフの成長マトリクスの具体例
既存の洗剤を今まで通りの店で売る努力を強めるのは「市場浸透」、まったく新しい事業に進出するのは「多角化」にあたる。
アンゾフの成長マトリクスは試験でどう引っ掛けられる?
4象限の名前が入れ替わりやすい。既存市場×新製品が「新製品開発」、新市場×既存製品が「新市場開拓」——どちらの軸が新しいのかで決まる。最もリスクが高いのは新市場×新製品の「多角化」。PPMは既存事業への資源配分を決める道具、アンゾフは成長の方向を選ぶ道具で、目的が違う。
アンゾフの成長マトリクスと関連する用語
アンゾフの成長マトリクスが出た過去問
アンゾフが提唱する成長マトリクスを説明したものはどれか。
正解:製品と市場の視点から、事業拡大の方向性を市場浸透・製品開発・市場開拓・多角化に分けて、戦略を検討する。
要点:成長マトリクスは製品と市場の新旧で4方向に整理する
アンゾフの成長マトリクスは、製品(既存/新規)と市場(既存/新規)の2軸で事業拡大の方向性を4つに整理する枠組みです。既存製品を既存市場に深く売る市場浸透、既存市場に新製品を出す製品開発、既存製品を新市場に広げる市場開拓、双方が新しい多角化に分けて戦略を検討します。SWOT分析やPPM、製品ライフサイクル理論とは別の枠組みです。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)アンゾフの成長マトリクスを説明したものはどれか。
正解:事業戦略を、市場浸透、市場拡大、製品開発、多角化という四つのタイプに分類し、事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
要点:アンゾフは製品と市場の組合せで成長方向を4分類する
アンゾフの成長マトリクスは、製品(既存/新規)と市場(既存/新規)の2軸を組み合わせ、成長の方向性を市場浸透・市場開拓・製品開発・多角化の4つに整理する枠組みである。どの方向で成長を狙うかによって必要な投資やリスクが変わるため、事業戦略を検討する際の出発点として用いられる。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)H.I.アンゾフが提唱した成長マトリクスを説明したものはどれか。
正解:既存製品か新製品かという製品軸と既存市場か新市場かという市場軸の両軸で捉え、事業成長戦略を考える。
要点:アンゾフの成長マトリクスは製品軸と市場軸の2軸で分析
アンゾフの成長マトリクスは、製品を既存か新規か、市場を既存か新規かという2軸で分け、市場浸透・新製品開発・新市場開拓・多角化の四つの成長戦略を整理するフレームワークである。自社の成長の方向性を検討する際に用いられる。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問67(IPA)アンゾフの成長マトリクスを説明したものはどれか。
正解:事業戦略を、市場浸透、市場拡大、製品開発、多角化という四つのタイプに分類し、事業の方向性を検討する際に用いる手法である。
要点:アンゾフは市場と製品の新旧で成長戦略を4分類する
アンゾフの成長マトリクスは、市場(既存・新規)と製品(既存・新規)の2軸で成長戦略を4つに分類する枠組みである。既存市場×既存製品が市場浸透、新規市場×既存製品が市場拡大(開拓)、既存市場×新規製品が製品開発、いずれも新規が多角化となる。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)図のアンゾフの成長マトリクスのうち、市場浸透戦略の例として、適切なものはどれか。
正解:ある地域において特別価格で販売することで、商品の知名度を上げ、その地域の多くの住民に販売する。
要点:市場浸透戦略は既存市場に既存製品でシェアを高める施策
アンゾフの成長マトリクスでは、既存市場に既存製品を投入して売上を伸ばす戦略を市場浸透戦略と呼ぶ。特別価格の設定や広告で認知度を高め、同じ地域の顧客層により多く買ってもらう取り組みは、製品も市場も既存のままシェアや購買頻度を上げる施策なのでイが該当する。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。