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ICMPとネットワーク疎通確認(ping・traceroute)とは?あいしーえむぴーとねっとわーくそつうかくにん

ICMPとネットワーク疎通確認(ping・traceroute)とは、IPの層で「なぜ届かなかったか」を伝えるための制御用プロトコルがICMPで、到達不能・時間超過・パラメータ異常などの通知を運ぶ。これを診断へ転用したのがpingとtracerouteで、前者はエコー要求と応答の往復から疎通と遅延を測り、後者はTTLを1から順に増やして各ルータに時間超過を返させ、経路を手前から並べる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2025年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:ICMPとpingtraceroute、ICMP、ICMPとネットワーク疎通確認、ping・traceroute、tracert、ネットワークの診断コマンド、ping・tracert

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背景

IPはベストエフォートで、届かなかったことを送信元へ知らせる仕組みを本体に持たない。何も返らないままでは、宛先が落ちているのか、経路が途切れているのか、自分の設定が誤っているのかを切り分けられない。ICMPは、この「届かなかった理由」を運ぶために用意された制御用の経路であり、pingやtracerouteはそれを診断へ転用した使い方にあたる。

具体例

拠点間の遅延が悪化したときは、まずpingで往復遅延とパケットロス率を測り、劣化が確認できたらtracerouteでどのホップから遅延が跳ね上がるかを見る。表示が途中から*だけになる場合は、その先の機器がICMPやTTL超過の応答を返さない設定になっている可能性を疑い、そこで経路が切れていると断定しない。

試験での引っ掛け

pingが通らないことは機器の停止を意味しない。セキュリティ上ICMPを遮断している構成は珍しくなく、逆に無制限に許すと経路構成の偵察や、送信元を詐称して大量の応答を集めるリフレクション型の踏み台に使われる。層の位置も問われどころで、ICMPはIPと同じネットワーク層の制御用プロトコルであり、TCPやUDPと並ぶトランスポート層のものではなく、ポート番号を持たない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では4回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • pingが通らないことは機器の停止を意味しない。