概念データモデルとは?
概念データモデルとは、特定のDBMSや実装方式に依存せず、対象世界に存在する実体・関連・属性の構造を抽象的に表したモデル。E-R図やUMLクラス図で表現される。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2024年度)。
がいねんデータモデル
概念データモデルの意味
特定のDBMSや実装方式に依存せず、対象世界に存在する実体・関連・属性の構造を抽象的に表したモデル。E-R図やUMLクラス図で表現される。
概念データモデルの具体例
「受注は複数の受注明細をもち、受注明細は1つの商品を指す」という関係を、表定義や列の型を決める前に整理する。
概念データモデルは試験でどう引っ掛けられる?
「実装に依存しない」のが概念データモデルの決め手。表・列・索引といった実装要素が入った時点で論理/物理データモデルの領域になる。
概念データモデルと関連する用語
概念データモデルが出た過去問
商品の注文を記録するクラス(顧客,商品,注文,注文明細)の構造を概念データモデルで表現する。a〜dに入れるべきクラス名の組合せはどれか。ここで、顧客は何度も注文…
正解:a=顧客, b=注文, c=注文明細, d=商品
要点:注文は顧客と商品を注文明細で結ぶ1対多・多対1の構造
1人の顧客は何度も注文するので顧客対注文は1対多、1件の注文には複数の商品が含まれ注文明細に分解されるので注文対注文明細も1対多、そして各注文明細は1種類の商品に対応するので注文明細対商品は多対1となる。図の多重度1対多、1対多、多対1の並びにこの順で当てはめればよい。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問29(IPA)次のオブジェクト図(インスタンスを表す図)に対応する概念データモデルはどれか。ここで、オブジェクト図及び概念データモデルの表記にはUMLを用いる。
正解:地域 1 - * 仕入先 1 - * 仕入 * - 1 部品
要点:多重度はインスタンスの結び付き方(1対多か多対1か)で判断する
オブジェクト図では、1つの地域に複数の仕入先(大阪に25と37)がぶら下がり、1つの仕入先が複数の仕入(11に#01〜#03)をもつ。一方、各仕入は必ず1つの部品に対応し、同じ部品が複数の仕入から参照されている。したがって地域1対多仕入先、仕入先1対多仕入、仕入多対1部品という多重度の組合せが正しい。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。