可用性の計算とは?
可用性の計算とは、可用性(稼働率)は、サービス提供時間から計画停止時間・障害停止時間を差し引いた実際の稼働時間を、サービス提供時間(計画停止時間を除く)で割って算出する。可用性(%)=(サービス提供時間-停止時間)÷サービス提供時間×100 という考え方が基本になる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2025年度)。
かようせいのけいさん
可用性の計算の意味
可用性(稼働率)は、サービス提供時間から計画停止時間・障害停止時間を差し引いた実際の稼働時間を、サービス提供時間(計画停止時間を除く)で割って算出する。可用性(%)=(サービス提供時間-停止時間)÷サービス提供時間×100 という考え方が基本になる。
可用性の計算の具体例
サービス提供時間帯が毎日6〜20時(1日14時間)で、月間の障害停止時間・計画メンテナンス時間が分かっていれば、それらを差し引いた稼働時間をサービス提供時間の合計で割って可用性を計算する。
可用性の計算は試験でどう引っ掛けられる?
「サービス提供時間外の障害対応時間」や「計画停止時間(合意済みのメンテナンス時間)」は、可用性の計算に含めるかどうかが問題文の条件によって異なるため、どの時間を分母・分子に含めるかを問題文から正確に読み取る必要がある。
可用性の計算と関連する用語
可用性の計算が出た過去問
サービス提供時間帯が毎日6〜20時のシステムにおいて、ある月の停止時間、修復時間及びシステムメンテナンス時間は次のとおりであった。この月の可用性は何%か。ここで…
正解:98.3
要点:可用性はサービス提供時間内の停止時間だけで計算する
サービス提供時間は6時から20時までの14時間で、30日分では14×30=420時間である。可用性の計算に算入するのはサービス提供時間内の停止時間7時間だけで、提供時間外の修復3時間とメンテナンス8時間は対象外となる。よって(420-7)÷420=0.98333…で、98.3%となる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)あるサービスでは〔サービス可用性のSLA〕に基づき,サービス可用性の目標値の遵守状況を月ごとに測定して評価している。ある月の実績値は99.3%だった。この月にサ…
正解:0.6
要点:可用性の計算は「サービス提供時間」を母数にして停止時間を求める
サービス提供時間は1日15時間(7時〜22時)×20日=300時間である。可用性99.3%なら停止は0.7%で2.1時間、目標の99.5%なら停止は0.5%で1.5時間まで許される。したがって2.1-1.5=0.6時間だけ停止が短ければ目標を達成できた。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。