個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)とは?
個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)とは、応用情報で頻出する個別の監査対象例。マスタファイル管理の監査では、可用性(障害時に速やかに復旧できるか)・機密性・完全性の観点でチェックポイントを設定する。ISMS内部監査(JIS Q 27001準拠)では、情報セキュリティマネジメントシステムの運用状況を検証する。物理的セキュリティ監査(JIS Q 27002準拠)では、事務所への入退室管理などの物理的対策の実施状況を検証する。マルウェア対策の監査では、パターンファイルの更新状況や検知後の対応手順などが確認対象になる。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2018年度〜2022年度)。
こべつかんさてーま
個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)の意味
応用情報で頻出する個別の監査対象例。マスタファイル管理の監査では、可用性(障害時に速やかに復旧できるか)・機密性・完全性の観点でチェックポイントを設定する。ISMS内部監査(JIS Q 27001準拠)では、情報セキュリティマネジメントシステムの運用状況を検証する。物理的セキュリティ監査(JIS Q 27002準拠)では、事務所への入退室管理などの物理的対策の実施状況を検証する。マルウェア対策の監査では、パターンファイルの更新状況や検知後の対応手順などが確認対象になる。
個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)の具体例
マスタファイルのバックアップが定期的に取得され、障害発生時に速やかに復元できる体制が整っているかは「可用性」の観点の監査項目にあたる。ISMS内部監査では、リスクアセスメントの実施記録や是正処置の実施状況が確認され、不備があれば監査報告書の指摘事項として記載される。
個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)は試験でどう引っ掛けられる?
「監査人が指摘事項として記載すべき状況」を選ぶ問題では、単なる運用上の工夫ではなく、規程・基準からの逸脱(リスクが残っている状態)を選ぶ必要がある。
個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)と関連する用語
個別監査テーマ(マスタファイル・ISMS・物理セキュリティ)が出た過去問
マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、可用性に該当するものはどれか。
正解:マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていること
要点:可用性は使いたいときに使える状態を保つ観点
可用性は、必要なときにシステムやデータを利用できる度合いを指す。サーバを二重化して耐障害性を高める措置は、障害時にも利用を継続できるようにするものであり、可用性に該当する。機密性は不正な参照の防止、完全性はデータの正確性の確保に関する観点である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、可用性に該当するものはどれか。
正解:マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、耐障害性の向上を図っていること
要点:可用性は必要なときに使える状態を保つこと
可用性は、必要なときに情報や機能を利用できる度合いを指す。サーバを二重化して片方が故障しても処理を継続できるようにすることは、システムの停止時間を減らし利用可能性を高める施策なので、可用性に該当する。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59(IPA)JIS Q 27001:2014(情報セキュリティマネジメントシステム-要求事項)に基づいてISMS内部監査を行った結果として判明した状況のうち、監査人が、指摘…
正解:リスクアセスメントを実施した後に、リスク受容基準を決めていた。
要点:リスク受容基準はリスクアセスメントの前に定める
リスク受容基準は、リスクアセスメントの結果を評価するための物差しなので、アセスメントを始める前に定めておかなければなりません。順序が逆になると評価が恣意的になり得るため、規格の要求事項に適合していない状況として指摘の対象になります。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。