入出力データの管理方針とは?
入出力データの管理方針とは、システムへの入力データ・出力データについて、原票との照合、入力の網羅性・正確性の確保、出力帳票の配布管理など、データの信頼性を担保するために定める運用上の方針。業務部門と情報システム部門との役割分担の明確化も含む。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
にゅうしゅつりょくでーたのかんりほうしん
入出力データの管理方針の意味
システムへの入力データ・出力データについて、原票との照合、入力の網羅性・正確性の確保、出力帳票の配布管理など、データの信頼性を担保するために定める運用上の方針。業務部門と情報システム部門との役割分担の明確化も含む。
入出力データの管理方針の具体例
業務部門が起票した入力原票について、情報システム部門は「原票の内容を正しく入力すること」に責任を持ち、原票そのものの正確性の保証や承認は業務部門側の責任とする、という役割分担を明確にしておく。
入出力データの管理方針は試験でどう引っ掛けられる?
責任の所在を取り違えやすい。原票の内容そのものの正しさと承認は起票した業務部門の責任で、情報システム部門の責任は「原票のとおりに漏れなく正しく処理すること」。したがって情報システム部門が原票の記載内容を判断して訂正するのは不適切で、誤りは業務部門へ差し戻す。
入出力データの管理方針と関連する用語
入出力データの管理方針が出た過去問
入出力データの管理方針のうち、適切なものはどれか。
正解:出力帳票は授受管理表などを用いて確実に受渡しを行い、情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡しする。
要点:出力帳票は授受記録を残し重要度に応じて確実に渡す
出力帳票には機密性の高い情報が含まれることがあるため、授受管理表などで誰にいつ渡したかを記録し、重要度に応じて管理者へ直接手渡すなど確実な受渡しを行う必要があります。入出力データの管理では、正確性だけでなく機密性と追跡可能性の確保が求められます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)入出力データの管理方針の例として、適切なものはどれか。
正解:出力帳票は授受管理表などを用いて確実に受渡しを行い、情報の重要度によっては業務部門の管理者に手渡しする。
要点:出力帳票は授受を記録し重要度に応じた受渡し統制を行う
出力帳票には機密性の高い情報が含まれることがあるため、授受管理表などで誰がいつ受け渡したかを記録し、重要度に応じて管理者へ直接手渡すといった統制が必要である。受渡しの記録は、紛失や不正持出しの抑止と事後追跡の両方に役立つ。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。