個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)とは?
個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)とは、個人情報の適正な取扱いを定める法律。利用目的の特定・通知、第三者提供の制限、安全管理措置、開示・訂正・利用停止への対応などを義務付ける。匿名加工情報は特定の個人を識別できず復元もできないように加工した情報で、本人同意なく第三者提供できる。仮名加工情報は他の情報と照合しない限り個人を識別できないように加工した情報で、内部での分析利用は緩和されるが原則として第三者提供はできない。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2024年度)。
こじんじょうほうほごほう
個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)の意味
個人情報の適正な取扱いを定める法律。利用目的の特定・通知、第三者提供の制限、安全管理措置、開示・訂正・利用停止への対応などを義務付ける。匿名加工情報は特定の個人を識別できず復元もできないように加工した情報で、本人同意なく第三者提供できる。仮名加工情報は他の情報と照合しない限り個人を識別できないように加工した情報で、内部での分析利用は緩和されるが原則として第三者提供はできない。
個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)の具体例
購買履歴を匿名加工して他社と共同分析する場合は、加工基準の遵守と作成・提供の公表が必要になる。
個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)は試験でどう引っ掛けられる?
「第三者提供が可能なのは匿名加工情報」「仮名加工情報は原則不可(内部利用向け)」という違いが頻出。
個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)と関連する用語
個人情報保護法(匿名加工情報・仮名加工情報)が出た過去問
個人情報保護法で保護される個人情報の条件はどれか。
正解:生存している個人に関する情報に限られる。
要点:個人情報保護法の対象は生存する個人を識別できる情報
個人情報保護法が保護対象とする個人情報は、生存する個人に関する情報で、氏名や生年月日などにより特定の個人を識別できるものである。死者の情報は原則として対象外となる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問79(IPA)個人情報のうち、個人情報保護法における要配慮個人情報に該当するものはどれか。
正解:本人の病歴、犯罪の経歴など不当な差別や不利益を生じさせるおそれのある情報
要点:要配慮個人情報は病歴や犯罪歴など差別につながりうる情報
要配慮個人情報は、本人に対する不当な差別や偏見、その他の不利益が生じないよう特に取扱いに配慮を要する個人情報として法律で定められたものである。人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実などが該当し、取得には原則として本人の同意が必要になる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問78(IPA)匿名加工情報取扱事業者が、適正な匿名加工を行った匿名加工情報を第三者提供する際の義務として、個人情報保護法に規定されているものはどれか。
正解:第三者に提供される匿名加工情報に含まれる個人に関する情報の項目及び提供方法を公表しなければならない。
要点:匿名加工情報の第三者提供は項目と提供方法の公表が必要
個人情報保護法では、匿名加工情報を第三者に提供する場合、あらかじめ提供する情報に含まれる個人に関する情報の項目と提供方法を公表し、提供先に対して匿名加工情報である旨を明示しなければならないと定めている。適正に加工されていれば本人の同意は不要であり、提供のたびに個人情報保護委員会へ報告する義務もない。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問79(IPA)個人情報のうち、個人情報保護法における要配慮個人情報に該当するものはどれか。
正解:本人の病歴、犯罪の経歴など不当な差別や不利益を生じさせるおそれのある情報
要点:病歴・犯罪歴など差別につながる情報が要配慮個人情報
要配慮個人情報とは、本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実など、取扱いによって不当な差別や偏見その他の不利益が生じないよう特に配慮を要する情報をいう。取得には原則として本人の同意が必要で、オプトアウトによる第三者提供も認められない。したがってエが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問80(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。