リードタイム/サイクルタイムとは?りーどたいむさいくるたいむ
リードタイム/サイクルタイムとは、どちらも作業の流れの速さを時間で測る指標で、依頼を受け付けた時点から利用者へ届くまでを数えるのがリードタイム、実際に手を付けてから終えるまでを数えるのがサイクルタイム。両者の差がそのまま着手待ちの行列を表すため、増員すべきか仕掛りを絞るべきかの判断材料になる。
最終更新:2026-10-06
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反復ごとの消化量(ベロシティ)は、チームがどれだけ作ったかは表すが、依頼した側から見た「いつ届くか」には答えない。着手待ちの行列が長ければ、作る速さを上げても体感は変わらない。時間を物差しにすると、増員で解くべきか、仕掛りを絞って行列を減らすべきかを区別できる。
具体例
リードタイム平均24日、サイクルタイム平均4日なら、実作業は4日で残る20日は待ち時間になる。増員よりWIP制限(仕掛り数の上限)を設けるほうが効く、という改善方針が導ける。DevOpsのFour Keysでも変更のリードタイムが指標に入る。
試験での引っ掛け
ベロシティと同列の「生産量」の指標だと誤解しやすいが、これらは時間の指標である。またチーム間で数値を比較しても項目の粒度が違うため意味を持たず、改善は自チームの時系列変化で判断する。リードタイムはサイクルタイムを内包する関係にある。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)解説で登場
IT投資に対する評価指標の設定に際し,バランススコアカードの手法を用いてKPIを設定する場合に,内部ビジネスプロセスの視点に立ったKPIの例はどれか。
正解:注文受付から製品出荷までの日数を3日短縮とする。
要点:内部ビジネスプロセスの視点は業務プロセスそのものの改善を測る
バランススコアカードの内部ビジネスプロセスの視点は、顧客と株主の期待に応えるために自社の業務プロセスをどう優れたものにするかを問う視点である。受注から出荷までのリードタイム短縮は、業務プロセスそのものの改善を測る指標なのでこの視点に当たる。
出典:平成31年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問10(IPA)
バス幅が16ビット、メモリサイクルタイムが80ナノ秒で連続して動作できるメモリがある。このメモリのデータ転送速度は何Mバイト/秒か。ここで、Mは10^6を表す。
正解:25
要点:転送速度はバス幅(バイト)÷メモリサイクルタイムで求める
1メモリサイクルでバス幅分、すなわち16ビット=2バイトを転送できる。80ナノ秒=80×10^-9秒ごとに2バイトなので、1秒あたりは2÷(80×10^-9)=25×10^6バイト、つまり25Mバイト/秒となる。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. プロセッサ > (8) プロセッサの性能に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。