ブール代数の基本法則とは?
ブール代数の基本法則とは、論理変数と AND・OR・NOT が満たす代数法則の体系。交換律・結合律・分配律に加え、同一律(A+0=A)、補元律(A・Ā=0)、べき等律(A+A=A)、吸収律(A+A・B=A)が成り立つ。応用情報では、与えられた論理式を等価変形して選択肢と一致させる、あるいはゲート数を減らす根拠として問われる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ぶーるだいすうのきほんほうそく
ブール代数の基本法則の意味
論理変数と AND・OR・NOT が満たす代数法則の体系。交換律・結合律・分配律に加え、同一律(A+0=A)、補元律(A・Ā=0)、べき等律(A+A=A)、吸収律(A+A・B=A)が成り立つ。応用情報では、与えられた論理式を等価変形して選択肢と一致させる、あるいはゲート数を減らす根拠として問われる。
ブール代数の基本法則の具体例
条件式 (在庫あり) OR (在庫あり AND 予約済) は吸収律で (在庫あり) に縮む。実装では判定回数が半分になり、ハードウェアならゲートが1個減る。分配律は AND と OR の双方向に成り立つ点が算術と違い、A+(B・C)=(A+B)・(A+C) も正しい。
ブール代数の基本法則は試験でどう引っ掛けられる?
算術のクセで「OR は加算、AND は乗算」と考えると、A+(B・C)=(A+B)・(A+C) が誤りに見える。ブール代数では分配律が両方向に成立する。また A+A=A であり 2A にはならない。
ブール代数の基本法則と関連する用語
ブール代数の基本法則が出た過去問
論理和(∨),論理積(∧),排他的論理和(⊕)の結合法則の成立に関する記述として,適切な組合せはどれか。
正解:エ:(A∨B)∨C=A∨(B∨C)は成立する、(A∧B)∧C=A∧(B∧C)は成立する、(A⊕B)⊕C=A⊕(B⊕C)は成立する
要点:∨・∧・⊕はいずれも結合法則が成立する
論理和・論理積・排他的論理和のいずれも結合法則が成立する。∨と∧はブール代数の基本法則として結合法則をもつ。⊕は「2を法とする加算」と同じ働きをするため、通常の加算と同様に括弧の付け方を変えても結果は変わらない。したがって3つとも成立する組合せが正解となる。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。