グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスとは?
グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスとは、グローバルIPアドレスは、インターネット上で世界中どこからでも一意に識別できるIPアドレスであり、重複しないよう管理団体によって割り当てが管理されている。一方プライベートIPアドレスは、社内LANや家庭内ネットワークなど、特定の閉じたネットワークの中だけで自由に使えるIPアドレスであり、異なる組織のネットワーク同士で同じアドレスが使われていても問題にならない。プライベートIPアドレスを使う機器がインターネットにアクセスする際は、NATやNAPTによってグローバルIPアドレスへの変換が行われる。こうした使い分けにより、限られたグローバルIPアドレスを節約しながら多数の機器をインターネットに接続できる。
応用情報技術者試験の過去問では9回出題されています(2016年度〜2023年度)。
グローバルアイピーアドレス・プライベートアイピーアドレス
グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスの意味
グローバルIPアドレスは、インターネット上で世界中どこからでも一意に識別できるIPアドレスであり、重複しないよう管理団体によって割り当てが管理されている。一方プライベートIPアドレスは、社内LANや家庭内ネットワークなど、特定の閉じたネットワークの中だけで自由に使えるIPアドレスであり、異なる組織のネットワーク同士で同じアドレスが使われていても問題にならない。プライベートIPアドレスを使う機器がインターネットにアクセスする際は、NATやNAPTによってグローバルIPアドレスへの変換が行われる。こうした使い分けにより、限られたグローバルIPアドレスを節約しながら多数の機器をインターネットに接続できる。
グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスの具体例
家庭内のパソコンやスマートフォンにはそれぞれプライベートIPアドレスが割り当てられ、ルータが持つ1つのグローバルIPアドレスを介してインターネットに接続する。
グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスは試験でどう引っ掛けられる?
プライベートIPアドレスは複数の異なるネットワークで重複して使われても問題ないが、グローバルIPアドレスは世界で重複してはならない点が問われやすい。
グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスと関連する用語
グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレスが出た過去問
TCP, UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベートIPアドレスを使用するLA…
正解:NAPT
要点:NAPTはポート番号も変換して1つのIPを複数端末で共有する
NAPT(Network Address Port Translation、IPマスカレードとも呼ばれる)は、IPアドレスの変換に加えてTCPやUDPのポート番号も付け替えることで、内部の複数端末を1つのグローバルアドレスに対応付ける仕組みです。変換表にポート番号との組合せを記録するため、戻ってきたパケットを正しい内部端末へ振り分けられます。アドレスだけを1対1で変換するNATとの違いがここにあります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)インターネットへの接続において,ファイアウォールでNAPT機能を利用することによるセキュリティ上の効果はどれか。
正解:インターネットにアクセスする組織内の利用者PCについて,外部からの不正アクセスを困難にすることができる。
要点:NAPTは外部から内部端末を名指しした通信を成立させにくくする
NAPTは内部の複数端末のプライベートIPアドレスとポート番号を、1つのグローバルIPアドレスの異なるポートに対応づける。この対応表は内部から外部への通信をきっかけに作られるため、外部から内部の端末を名指しして通信を始めることができず、不正アクセスが困難になる。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)インターネットとの接続において、ファイアウォールのNAPT機能によるセキュリティ上の効果はどれか。
正解:内部ネットワークからインターネットにアクセスする利用者PCについて、インターネットからの不正アクセスを困難にすることができる。
要点:NAPTは内部からの通信時だけ変換表を作るため外部からの接続を阻む
NAPTは、内部の複数の私的IPアドレスとポート番号を、外部向けの少数のグローバルIPアドレスに変換する機能です。内部から通信を開始した場合だけ変換表に対応が作られるため、外部から内部のPCを直接指定して接続することが難しくなり、副次的にセキュリティ上の効果が得られます。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37(IPA)プライベートIPアドレスを割り当てられたPCがNAPT(IPマスカレード)機能をもつルータを経由して、インターネット上のWebサーバにアクセスしている。Webサ…
正解:宛先IPアドレス、宛先ポート番号が書き換えられる
要点:NAPTの戻りパケットでは宛先IPアドレスと宛先ポート番号が変換される
NAPTは行きのパケットでPCの私的IPアドレスと送信元ポート番号をルータのグローバルアドレスと変換後ポート番号に置き換える。戻りのパケットはそのグローバルアドレスと変換後ポート番号が宛先になっているので、ルータは対応表を引いて宛先IPアドレスを元の私的アドレスへ、宛先ポート番号を元の番号へ書き換える。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問31(IPA)TCP, UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベートIPアドレスを使用するLA…
正解:NAPT
要点:NAPTはポート番号併用でグローバルIPを複数端末で共有
NAPT(IPマスカレード)は、プライベートIPアドレスとポート番号の組を、グローバルIPアドレスと別のポート番号の組に変換して対応表で管理する。ポート番号で通信を識別するため、1つのグローバルIPアドレスを複数の端末で同時に共有できる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問34(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。