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クロス開発環境(クロスコンパイラ・ICE)とは?くろすかいはつかんきょう

クロス開発環境(クロスコンパイラ・ICE)とは、プログラムを実行する組込み機器と開発に使うPCでCPUが異なるとき、PC上で目的機器向けの実行コードを生成して開発を進める形態。翻訳はクロスコンパイラが担い、画面もキーボードも持たない実機の内部状態はICE(インサーキットエミュレータ)やJTAG経由のデバッガで観測する。

最終更新:2026-10-06

試験情報

応用情報技術者試験の過去問では1回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2018年度〜2023年度)。

応用情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:クロス開発環境、クロスコンパイラ・ICE、クロスコンパイラ、ICE

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背景

組込み機器は、コンパイラを動かすだけの記憶容量も入出力装置も持たないことが多く、その機器自身の上で開発環境を動かすという前提が最初から成り立たない。一方で、実機でしか再現しない割込みタイミングや周辺回路の遅延がある。クロス開発は、コード生成は資源の潤沢なPC側、検証はシミュレータと実機で分担するという、この制約から導かれた進め方である。

具体例

PC上でARM向けバイナリを生成し、JTAG経由でボードへ書き込んでブレークポイントを張る。論理の誤りはシミュレータで潰し、タイミング依存の不具合だけICEで実機を止めて追い込む、という切り分けが定石になる。

試験での引っ掛け

クロスコンパイラは別の言語へ変換するものではなく、別アーキテクチャ向けの機械語へ翻訳するものである。シミュレータでは割込みタイミングや周辺回路の遅延を再現しきれないため、実機での確認を省略できない点も併せて問われる。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題(2018年度〜2023年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • クロスコンパイラは別の言語へ変換するものではなく、別アーキテクチャ向けの機械語へ翻訳するものである。