J-CSIPとは?じぇいしっぷ
J-CSIPとは、IPA(情報処理推進機構)を情報ハブとして、参加組織が受けたサイバー攻撃の情報を提供し、匿名化したうえで参加組織全体へ還元する官民の情報共有の枠組み。重要インフラ機器製造や電力・ガスなど、業界ごとのグループ(SIG)に分かれて運営されている。
最終更新:2026-10-06
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標的型攻撃は業界内の似た企業を順に狙うため、1社が受けた手口は他社にとって数日後の予告になる。しかし被害を公表すれば信用に傷がつくので、企業は単独では共有に踏み切れない。仲介役が匿名化を引き受けて初めて情報が流れる、という設計であり、経営会議では「他社の被害を先に知る代わりに、自社の被害も匿名で差し出す取り決め」と説明する。
具体例
2011年に三菱重工業などが標的型攻撃を受けたことを契機に同年度発足し、重要インフラ機器製造業から電力・ガス・化学・石油・クレジットの各業界へ広がった。参加企業は標的型攻撃メールの検体や不審な通信先を提供し、同種の攻撃を各社が早期に検知できるようにしている。
試験での引っ掛け
J-CRATとの取り違えが定番。J-CSIPは参加組織どうしが攻撃情報を匿名化して共有する枠組み、J-CRATはサイバーレスキュー隊で、標的型攻撃を受けた組織の相談を受け被害の拡大を止める支援活動である。JPCERT/CCはさらに別で、脆弱性の届出受付やインシデント対応の調整を担う。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。