VDI・シンクライアントとは?
VDI・シンクライアントとは、VDI(仮想デスクトップ基盤)は、利用者ごとのデスクトップ環境をサーバ側の仮想マシンで動かし、端末には画面情報だけを転送する方式。端末側にデータを残さないシンクライアントと組み合わせることで、情報漏えいリスクの低減と資産管理の集中化を同時に実現する。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2022年度)。
ぶいでぃーあい・しんくらいあんと
VDI・シンクライアントの意味
VDI(仮想デスクトップ基盤)は、利用者ごとのデスクトップ環境をサーバ側の仮想マシンで動かし、端末には画面情報だけを転送する方式。端末側にデータを残さないシンクライアントと組み合わせることで、情報漏えいリスクの低減と資産管理の集中化を同時に実現する。
VDI・シンクライアントの具体例
在宅勤務で私物端末から業務システムへ接続する場合、VDIなら手元にファイルが落ちないため、端末の紛失やマルウェア感染が直ちに情報漏えいへつながらない。運用面でも、OS更新やソフト配布をサーバ側のマスタイメージ1つで済ませられる。
VDI・シンクライアントは試験でどう引っ掛けられる?
導入コストの構造が逆転する点に注意。端末は安くなるが、サーバ・ストレージ・ネットワーク帯域への投資が集中し、総額では高くつく場合がある。また朝の一斉ログオンで負荷が集中する(ブートストーム)ため、容量設計はピークで見積もる。
VDI・シンクライアントと関連する用語
VDI・シンクライアントが出た過去問
A社では現在、インターネット上のWebサイトを内部ネットワークのPC上のWebブラウザから参照している。新たなシステムを導入し、DMZ上に用意したVDI(Vir…
正解:インターネット上のWebサイトから、内部ネットワークのPCへのマルウェアのダウンロードを防ぐ。
要点:VDIによるインターネット分離は内部PCへのマルウェア到達を防ぐ
VDIによるインターネット分離では、Webの閲覧処理とコンテンツのダウンロードがDMZ上の仮想デスクトップ内で完結し、内部ネットワークのPCへは画面情報だけが転送される。したがって、Webサイト経由でマルウェアが内部PCに直接ダウンロードされることを防げる。仮想デスクトップ自体が感染する可能性は残るため、感染そのものをなくす効果はない。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問8(IPA)A社では現在、インターネット上のWebサイトを内部ネットワークのPC上のWebブラウザから参照している。新たなシステムを導入し、DMZ上に用意したVDI(Vir…
正解:インターネット上のWebサイトから、内部ネットワークのPCへのマルウェアのダウンロードを防ぐ。
要点:VDIは閲覧処理を隔離しPCへの直接ダウンロードを防ぐ
VDIではWebブラウザの実行環境がDMZ上の仮想デスクトップに置かれ、PCには画面の転送データだけが届く。したがってWebサイトから受け取ったファイルやスクリプトはVDIサーバ側で処理され、内部ネットワークのPCに直接ダウンロードされることを防げる。いわゆるインターネット分離の効果であり、VDIサーバ自体が感染しうる点は変わらない。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。