CAPTCHAとは?キャプチャ
CAPTCHAとは、画面を操作しているのが人間かプログラムかを判別する仕組み。ゆがんだ文字の読み取りや画像の選択など、人には容易でプログラムには自動処理しにくい課題を出し、通過した相手にだけ処理を続けさせる。自動化された大量アクセスの抑止が目的で、本人確認とは別物である。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
Webの申込みや投稿の窓口は人が1件ずつ使うことを想定して作られているが、プログラムからは秒間何十件も叩ける。無料アカウントの大量取得、掲示板への広告の自動投稿、在庫の買い占め、パスワードの総当たりは、いずれも「機械が人の何千倍の速度で操作できる」ことが成立条件になっている。そこで認証の前段に相手が機械かどうかを問う関門を置き、攻撃の採算を崩す発想が生まれた。
具体例
GoogleのreCAPTCHAは、ゆがんだ文字の入力から「私はロボットではありません」のチェック、さらに操作の挙動だけで判定して利用者には何も見せない方式へと段階的に変わってきた。会員登録画面や問い合わせフォームに組み込む使い方が一般的である。
試験での引っ掛け
判定しているのは「人間か機械か」であって「本人かどうか」ではないため、記憶・所有・生体のいずれの認証要素にも当たらず、パスワードの代わりにはならない。効くのは自動化された総当たりや大量投稿の抑止までで、人が手で試す不正ログインは止められない。視覚に障害のある利用者を締め出す副作用があり、音声など代替手段の用意も求められる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問20(IPA)
人間には読み取ることが可能でも、プログラムでは読み取ることが難しいという差異を利用して、ゆがめたり一部を隠したりした画像から文字を判読して入力させることによって…
正解:CAPTCHA
要点:CAPTCHAは人間とプログラムを判別し自動入力を防ぐ
CAPTCHAは、人間には判読できるがプログラムには判読しにくい歪んだ文字画像などを提示し、正しく入力できた相手だけを人間とみなす仕組みである。会員登録やコメント投稿の画面に置くことで、ボットによる大量の自動投稿やアカウント作成、総当たりのログイン試行を抑止できる。人間かどうかを判定する仕組みであり、本人確認をする認証とは目的が異なる。
出典:平成31年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問21(IPA)
Webサイトで利用されるCAPTCHAに該当するものはどれか。
正解:人からのアクセスであることを確認できるよう、アクセスした者に応答を求め、その応答を分析する仕組み
要点:CAPTCHAは応答から人間の操作かどうかを判定する仕組み
CAPTCHAは、歪んだ文字の判読や画像の選択など、人には解けて機械には解きにくい課題を出し、その応答から人間による操作かどうかを判定する仕組みである。プログラムによる自動的な大量アクセスやアカウントの自動作成を抑えるために使われる。本人確認の手段ではなく、あくまで人かどうかの判定である点に注意する。
出典:令和4年度 公開問題 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 問25(IPA)
Webサイトで利用されるCAPTCHAに該当するものはどれか。
正解:人からのアクセスであることを確認できるよう、アクセスした者に応答を求め、その応答を分析する仕組み
要点:CAPTCHAは人か自動化プログラムかを見分ける仕組み
CAPTCHAは、歪んだ文字の読み取りや画像の選択など、人には容易で自動化プログラムには難しい課題を出し、その応答から人による操作かどうかを判定する仕組みである。目的は本人確認ではなく、ボットによる大量登録や自動ログイン試行を排除することにある。認証方式そのものと混同しないよう注意したい。
出典・参考
公式シラバスの1 技術要素 > 1 情報セキュリティ > 情報セキュリティ技術(利用者認証)に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。