証拠保全(管理の連鎖)とは?
証拠保全(管理の連鎖)とは、事故の証拠となるデータを、改変されていないことを示せる形で確保・保管する手続き。取得日時・取得者・保管場所・受け渡しの記録を切れ目なく残す「管理の連鎖」が要点で、法的手続きに耐えるかが問われる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では1回出題されています。
しょうこほぜん
証拠保全(管理の連鎖)の意味
事故の証拠となるデータを、改変されていないことを示せる形で確保・保管する手続き。取得日時・取得者・保管場所・受け渡しの記録を切れ目なく残す「管理の連鎖」が要点で、法的手続きに耐えるかが問われる。
証拠保全(管理の連鎖)の具体例
対象ディスクは書込み防止装置を介して複製し、ハッシュ値を取得してから調査は複製側で行う。受け渡しのたびに日時と担当者を記録しておくと、後に訴訟や監督官庁への説明が必要になった際に証拠能力を保てる。
証拠保全(管理の連鎖)は試験でどう引っ掛けられる?
原本を直接調査すると証拠価値が失われる。また「復旧を急いで再インストール」してしまうと証拠が消え、原因不明のまま再発を防げなくなる。復旧と証拠保全は競合するため、優先順位を事前に決めておく。
証拠保全(管理の連鎖)と関連する用語
証拠保全(管理の連鎖)が出た過去問
ディジタルフォレンジックスの説明として、適切なものはどれか。
正解:不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪に対してデータの法的な証拠性を確保できるように、原因究明に必要なデータの保全、収集、分析をすること
要点:フォレンジックスは証拠性を保った保全・収集・分析
ディジタルフォレンジックスは、不正アクセスなどのインシデントについて、法的な証拠として通用する形でデータを保全・収集・分析する取組みである。証拠が改変されていないことを示すため、複製時のハッシュ値取得や、取扱いの経緯を記録する管理(証拠保全の連鎖)が重視される。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。