情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けとは?
情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けとは、守るべき情報資産を洗い出して管理台帳に登録し、機密性・完全性・可用性の重要度で等級を付け、その等級を文書やファイルに明示する取組み。対策の強さを資産ごとに変えるための出発点であり、リスクアセスメントの前提となる。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2024年度)。
じょうほうしさんだいちょうとじょうほうのぶんるいらべるづけ
情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けの意味
守るべき情報資産を洗い出して管理台帳に登録し、機密性・完全性・可用性の重要度で等級を付け、その等級を文書やファイルに明示する取組み。対策の強さを資産ごとに変えるための出発点であり、リスクアセスメントの前提となる。
情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けの具体例
資産を「極秘・社外秘・公開」の3段階に分け、極秘は暗号化と持出し禁止、社外秘は施錠保管と持出し申請、公開は制限なしと運用規則を対応づける。台帳には管理責任者、保管場所、保存期間、廃棄方法まで記録する。
情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けは試験でどう引っ掛けられる?
分類は「作った人の感覚」ではなく、漏えいした場合の影響度で決める。全部を最高等級にすると運用が破綻して形骸化するため誤り。また台帳は作って終わりではなく、定期的な棚卸しで実態との差を埋める必要がある。
情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けと関連する用語
情報資産台帳と情報の分類・ラベル付けが出た過去問
情報の取扱基準の中で,社外秘情報の持出しを禁じ,周知した上で,従業員に情報を不正に持ち出された場合に,“社外秘情報とは知らなかった”という言い訳をさせないことが…
正解:情報の管理レベルについてのラベル付け
要点:ラベル付けは「知らなかった」という弁明を封じる対策
情報に「社外秘」「機密」などの管理レベルを表示するラベル付けを行うと、その情報が保護対象であることが誰の目にも明らかになる。これにより、持ち出した従業員が「重要な情報だと知らなかった」と主張する余地をなくせる。不正の抑止と、万一の際の責任追及の根拠づくりの両方に効く対策である。
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問11(IPA)情報の取扱基準の中で,社外秘情報の持出しを禁じ,周知した上で,従業員に情報を不正に持ち出された場合に,“社外秘情報とは知らなかった”という言い訳をさせないことが…
正解:情報の管理レベルについてのラベル付け
要点:ラベル付けは情報の管理レベルを取扱者に明示する対策
情報にその管理レベルを示すラベルを付けておけば、取り扱う従業員は目にした時点でそれが社外秘であると分かります。周知した基準に従ってラベル付けをしておくことで、持ち出した者に社外秘だと知らなかったという弁解を許さない状態を作れます。物理的にアクセスを止める対策とは異なり、扱う人の認識をそろえることに主眼があります。
出典:令和6年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。