共通フレームとは?
共通フレームとは、企画・要件定義・開発・運用・保守など、ソフトウェアのライフサイクル全体の作業を共通の用語と構造で表した指針。取得者(発注側)と供給者(受注側)が同じ言葉で作業範囲と責任の所在を確認するために使う。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
きょうつうふれーむ
共通フレームの意味
企画・要件定義・開発・運用・保守など、ソフトウェアのライフサイクル全体の作業を共通の用語と構造で表した指針。取得者(発注側)と供給者(受注側)が同じ言葉で作業範囲と責任の所在を確認するために使う。
共通フレームの具体例
提案依頼の段階で「要件定義は取得者が主体、供給者は支援」と共通フレームの用語で分担を明記し、後になって「要件をまとめるのはベンダの仕事だと思っていた」という認識違いが起きないようにする。
共通フレームは試験でどう引っ掛けられる?
特定の開発手法や作業手順を強制する規格ではない。作業項目の共通の物差しであり、実際に何をどこまで実施するかは修整(テーラリング)して決める点が問われる。
共通フレームと関連する用語
共通フレームが出た過去問
共通フレームによれば、企画プロセスにおいて明確にするものはどれか。
正解:経営・事業の目的及び目標を達成するために必要なシステムに関係する経営上のニーズ、システム化又はシステム改善を必要とする業務上の課題などの事項
要点:企画プロセスは経営ニーズと業務課題を明確にする
共通フレームの企画プロセスは、経営・事業の目的と目標を実現するために、どのようなシステムが必要かという経営上のニーズや業務上の課題を明らかにし、システム化構想とシステム化計画を立てる段階である。業務の新しい手順や責任・権限を定めるのは業務要件定義、システムの機能や方式を定めるのは要件定義から開発の段階であり、企画プロセスより後になる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問49(IPA)共通フレーム2013によれば,企画プロセスで実施することはどれか。
正解:システム化計画の立案
要点:企画プロセスではシステム化構想と計画を立案する
共通フレーム2013の企画プロセスは、経営上のニーズを踏まえてシステム化の構想を立て、システム化計画を策定する段階である。要件の具体化はその後の要件定義プロセス以降で行う。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問49(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。