バックドアとは?
バックドアとは、通常の認証手続きを経ずにシステムへ侵入できるよう、攻撃者がひそかに仕掛ける裏口(不正な侵入経路)のこと。一度侵入に成功したシステムに再侵入するために設置されることが多い。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
ばっくどあ
バックドアの意味
通常の認証手続きを経ずにシステムへ侵入できるよう、攻撃者がひそかに仕掛ける裏口(不正な侵入経路)のこと。一度侵入に成功したシステムに再侵入するために設置されることが多い。
バックドアの具体例
トロイの木馬に感染した端末に攻撃者がバックドアを設置し、後日いつでも自由に出入りできるようにする事例がある。
バックドアは試験でどう引っ掛けられる?
開発者がデバッグ用に残した非公開の裏口も広義のバックドアとされ、悪意の有無にかかわらずセキュリティリスクとなる。
バックドアと関連する用語
バックドアが出た過去問
サーバにバックドアを作り、サーバ内での侵入の痕跡を隠蔽するなどの機能をもつ不正なプログラムやツールのパッケージはどれか。
正解:rootkit
要点:rootkitはバックドア設置と侵入痕跡の隠蔽を行う
rootkitは、侵入後にバックドアを設置し、改ざんしたシステムコマンドやカーネルモジュールによってプロセス・ファイル・ログなどの痕跡を隠す不正ツールの集合体である。OSの機能そのものを乗っ取って隠蔽するため、感染したOS上の通常のコマンドやツールでは検出が難しく、外部媒体からの起動やクリーンインストールが対処の基本となる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問14(IPA)バックドアに該当するものはどれか。
正解:システム内に攻撃者が秘密裏に作成した利用者アカウント
要点:バックドアは認証を回避して再侵入するための裏口
バックドアは、正規の認証手続を経ずに再び侵入するために攻撃者が仕掛けておく裏口である。攻撃者が秘密裏に作成した利用者アカウントは、いつでも正規の入口を装って入り直せる裏口として機能する。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問27(IPA)情報セキュリティにおいてバックドアに該当するものはどれか。
正解:アクセスする際にパスワード認証などの正規の手続が必要なWebサイトに、当該手続を経ないでアクセス可能なURL
要点:バックドアは認証を迂回して侵入できる裏口
バックドアとは、正規の認証や手続を経ずにシステムへ侵入できるように仕掛けられた裏口のことである。攻撃者が侵入後に再侵入用として設置する場合や、開発時のデバッグ用機能が残存する場合がある。認証を回避してアクセスできてしまうURLは、まさにこの裏口に当たる。
出典:令和1年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問21(IPA)ルートキットの特徴はどれか。
正解:OSなどに不正に組み込んだツールの存在を隠す。
要点:ルートキットは侵入痕跡と不正ツールを隠蔽する
ルートキットは、攻撃者が侵入後に仕込んだバックドアやツールの存在を隠蔽するためのソフトウェア群である。OSの機能に介入してプロセス一覧やファイル一覧から自分自身を消すため、通常の手段では発見が難しく、侵入の長期化を招く。攻撃そのものを行うより、痕跡を隠して居座ることが目的である点が特徴となる。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。