ZigBeeとは?じぐびー
ZigBeeとは、IEEE 802.15.4を物理層・MAC層の土台とし、その上位層まで定めた低消費電力・低速・近距離のセンサネットワーク向け無線規格。多数のノードでメッシュネットワークを構成でき、経路の一部が途切れても迂回して通信を続けられる。支援士試験では、IoT機器の無線としてBLEやLPWAとの使い分けと、機器を網に参加させるときのネットワーク鍵の保護が問われる。
最終更新:2026-10-06
情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →背景
電池で数年動くセンサを建物内に大量に置くには、Wi-Fiは消費電力が大きすぎ、Bluetoothは1対1が前提で届く範囲も限られる。低速でよいから低電力で、ノード同士が中継し合って届く範囲を広げる規格として生まれた。IoT機器がネットワークに直接つながる以上、無線区間の暗号化と、新しい機器を網に参加させるときの鍵の受け渡しが弱点になりやすく、支援士にはこの「参加時の保護」が問われる。
具体例
PhilipsのスマートLED照明「Hue」はZigBeeで電球同士が中継し合い、ブリッジを介してLANにつながる。オフィスビルの各階に温湿度センサを置き、中継ノード経由でゲートウェイまでデータを届ける構成が典型で、通信はAES-128で暗号化され、参加時に配られるネットワーク鍵の管理が守り所になる。
試験での引っ掛け
IEEE 802.15.4は物理層とMAC層の規格、ZigBeeはその上位層まで含めた規格で、層が違うものを同列に並べない。BLEとの分岐点はメッシュによる多段中継を前提とする点。LPWAとは通信距離の桁が違い、低消費電力という共通点だけで同じ用途とみなさない。AES-128で暗号化されていても、参加時の鍵配布に既知の既定鍵を使う実装は盗聴で鍵が取れる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。