TCO(総所有費用)とは?
TCO(総所有費用)とは、システムやサービスの取得から廃棄までの生涯にわたって発生する費用の総額。初期費用(ハード・ソフト・構築費)だけでなく、運用費、保守費、教育費、電力・設置費、障害対応や利用者の自己解決に費やされる間接費までを含む。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
てぃーしーおー
TCO(総所有費用)の意味
システムやサービスの取得から廃棄までの生涯にわたって発生する費用の総額。初期費用(ハード・ソフト・構築費)だけでなく、運用費、保守費、教育費、電力・設置費、障害対応や利用者の自己解決に費やされる間接費までを含む。
TCO(総所有費用)の具体例
サーバ導入時に本体価格だけを比較するのではなく、5年間の保守料、電力、運用要員費、更改時の移行費まで合算して案を比較する。
TCO(総所有費用)は試験でどう引っ掛けられる?
「導入費用(イニシャルコスト)の合計」ではない。運用・保守などのランニングコストを含む点が定義の核心。逆に、収益や効果額はTCOには含まれない(それを併せて見るのがROI)。
TCO(総所有費用)と関連する用語
TCO(総所有費用)が出た過去問
新システムの開発を計画している。提案された4案の中で、TCO(総所有費用)が最小のものはどれか。ここで、このシステムは開発後、3年間使用されるものとする。
正解:C案
要点:TCOは初期費用に年額費用の使用年数分を加えて比べる
TCOは初期費用と使用期間中の運用費用の合計で比較する。3年間使用するので、導入・開発・教育の一時費用に、年額費用の3倍を加えて各案を求める。A案は65+32×3で161、B案は85+29×3で172、C案は75+26×3で153、D案は85+24×3で157となり、C案が最小である。初期費用が大きくても年額が小さければ逆転し得る点が要点である。
出典:令和2年度 10月 情報処理安全確保支援士試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。