OTとは?おーてぃー
OT(Operational Technology:制御・運用技術)は、工場やプラント、社会インフラの設備や機器を直接監視・制御するシステムと技術の総称。安全と可用性が最優先で、稼働年数が10年を超え、簡単に止めて更新できない点が情報系のITと大きく異なる。
最終更新:2026-10-06
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制御系はもともと外部とつながらない専用ネットワークと独自プロトコルで動いており、閉じているという前提そのものが防御だった。予知保全や遠隔監視のために情報系やクラウドへ接続され、その前提が崩れたところから問題が始まっている。更新のたびに生産を止める必要があるため修正プログラムを当てられないまま何年も動く機器が残り、対策は機器を直す方向ではなく、境界で分け、許可した通信の組み合わせだけを通し、変化を検知する方向へ寄る。IEC 62443やCSMSはこの前提で組み立てられている。
具体例
生産ラインのPLCやSCADAを情報系から分離し、一方向にしかデータが流れない装置を挟んで生産実績だけを情報系へ渡す。保守ベンダの遠隔接続は常時開けておかず、作業のたびに申請を受けて開け、終了後に閉じる運用にする。
試験での引っ掛け
ITとは優先順位が逆である点が問われる。ITが機密性を先に置くのに対し、OTは人の安全と稼働の継続が先に来るため、疑わしければ止めるという判断がそのままでは通らない。脆弱性が公表されても直ちに修正プログラムを適用できないので、対策は分離や監視といった代替措置が中心になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。