ライフサイクルコスティング/TCOとは?らいふさいくるこすてぃんぐ・てぃーしーおー
ライフサイクルコスティング/TCOとは、取得時の費用だけでなく、稼働中の運用・保守・教育・電力から廃棄までを合計した総額で案を評価する考え方。TCO(総所有費用)はこの総額を表す指標で、機器やライセンスの購入費に加え、運用要員の人件費やサポート費といった見えにくい間接費を含める。
最終更新:2026-10-06
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導入の稟議は購入価格で比べられがちだが、情報システムの費用の多くは稼働後に発生する。初期費用の安い案が運用の手間で高くつく事態が繰り返され、比較の土俵を購入時点から生涯へ広げる必要が生じた。調達の妥当性を後から説明するためにも総額での評価が要る。
具体例
Gartnerが1980年代に提唱した指標で、いまも調達の比較に使われている。オンプレミス構築とクラウド利用を比べるときは、5年分の運用人件費・回線費・データ持ち出し費用まで積んで初めて逆転の有無が分かる。廃棄時の暗号化消去や媒体処分の費用も総額に含める。
試験での引っ掛け
評価期間をそろえないと結論が入れ替わる。設問では「開発後3年間使用する」といった条件の読み取りが要点になる。初期費用の安さで選ぶ誤りのほか、教育費や運用人件費といった間接費を落とすと、TCOではなく単なる購入費の比較になってしまう点も狙われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。