レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)とは?れびゅーぎほう
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)とは、動くものが無い段階の成果物から欠陥を見つけるための検証技法。ウォークスルーは作成者自身が主催し、参加者と成果物を追いながら指摘を集める非公式な形。インスペクションはモデレータが進行し、事前準備・役割分担・記録・是正確認までを手順として定めた公式な形をとる。
最終更新:2026-10-06
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欠陥は後工程で見つかるほど修正費用が跳ね上がるが、設計段階には実行して確かめる手段が無い。人の目を工程内の検出手段として制度化したのがレビューで、公式度を上げるほど検出率は上がる代わりに工数も増える。シラバスは各工程に「共同レビューの実施」を置いており、SAは成果物ごとにどちらを充てるかを決める立場になる。
具体例
インスペクションはIBMのマイケル・ファーガンが定式化した手法で、計画・準備・検査・是正・追跡という段階と、モデレータ・読み手・記録者という役割を持つ。要件定義書やリリース判定の材料はこの形式、初期の設計案はウォークスルーで回す。
試験での引っ掛け
識別点は主催者と手順の定型度で、作成者主催の非公式ならウォークスルー、モデレータ主催で役割と記録が定型ならインスペクション。どちらも欠陥を指摘するまでが目的であり、その場で修正方法を決める設計会議ではない点も共通の引っ掛け。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
プログラムのウォークスルーに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:プログラマの主催によって複数の関係者が集まり、ソースプログラムを追跡し、プログラムの誤りを探す。
要点:ウォークスルーは作成者主催でソースを追う非公式レビュー
ウォークスルーは、成果物の作成者自身が主催し、関係者を集めてソースプログラムを順に追いながら誤りを指摘し合う非公式なレビュー技法である。役割分担や記録の形式は厳密でなく、欠陥の早期発見と情報共有を目的とする。第三者のモデレータが主催し手続を定めて行う公式なレビューはインスペクションである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。