PUEとは?ぴーゆーいー
PUEとは、データセンタ全体の消費電力をIT機器の消費電力で割った電力効率の指標で、1.0に近いほど空調や電源の損失が小さい。値が下がるのは設備側の改善であり、サーバを省電力機へ更改すると分母も減るためPUEはむしろ悪化しうる。総電力量と取り違えると投資判断を誤る。
最終更新:2026-10-06
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サーバ単体の性能や消費電力だけを比べていた時代は、施設全体でどれだけ電気を使っているかを共通の物差しで語れなかった。空調や無停電電源の損失を含めた効率を一つの比で表すことで、設備投資の効果を横並びで比較できるようにしたのがこの指標である。オンプレミスの設備を維持するかクラウドへ移すかを費用で説明する場面で、根拠として使われる。
具体例
全体2,000kW・IT機器1,250kWならPUEは1.6。空調を外気冷却へ切り替えて1.4になれば全体は1,750kWとなり、差の250kWは年約219万kWh、電力量単価20円なら年約4,400万円の削減にあたる。さくらインターネットの石狩データセンタのように、寒冷地に置いて外気冷却で分子を下げる設計がこの考え方の実例である。
試験での引っ掛け
分子と分母を逆にした式が定番の誤答で、分子が全体、分母がIT機器。値は必ず1.0以上になる。またPUEが良いことと電気代が安いことは別で、IT機器の省電力化は総電力を下げるがPUEは悪化する。二つの指標を同じ方向に動くものとして扱わない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。